あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

オール沖縄の闘いに学び、連帯して安倍内閣の戦争への道ストップを!

 10月7日(金)第21回期の生業裁判が行われました。私は福島市テルサで開かれた集会に参加し、オール沖縄で初当選した77歳の衆議院議員一期生仲里利信さんの講演を聞きました。仲里さんは自民党の県議を4期務め、県議会議長も務めました。議長時代、第1次安倍政権の時に教科書検定問題が起き、南京大虐殺の有無も定かではないとか、「従軍慰安婦」問題をうやむやにする流れがあり、沖縄の集団自決もないことにされるのではと「親父も、青年学級の教え子が戦死した責任を感じて自決した」ことなど自らの戦争体験を告白し、反響を呼びました。当時41市町村の議会で検定意見の撤回を決議。教科書問題はオール沖縄の原点といわれます。戦争中、隠れていた宜野座のガマに、ある日、銃剣を持った3人の日本兵が来て、3歳の妹といとこの3歳の女の子を毒入りのおむすびで殺せと言われ、家族で相談して「死ぬときは一緒」とガマから出て、隠れる所もないなか、米兵から逃げるときに家族がバラバラになったことや戦後の苦しい時代を米軍の残飯で生き抜いたことなど語りつくせない体験です。戦場になった沖縄の人々の戦争体験のすさまじさと沖縄に基地がある限り、自民党から共産党までみんな心を一つにやるとの沖縄の心を同じ日本人としてしっかり、受け止めました。沖縄県が試算した米軍基地返還で経済効果が何倍にも大きくなっていることは興味ある試算でした。5日には翁長知事の政策側近の照屋義美さんの話も聞きました。原発事故で苦しんでいる福島も辺野古の米軍基地建設反対で頑張るオール沖縄に連帯して頑張ろうと決意を新たにしました。。

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夏野菜たっぷりのそうめん、レストラン「らくらく」の夏メニュー最後の日でした。おいしかった。

 10月1日(土)レストランボネールの「らくらく」、夏メニュウ最後の日で”夏野菜たっぷりソーメンを食べました。かぼちゃやなす、みょうが、ねぎ、しょうが、肉みそ、トマトをおろして凍らせたもの、なかなか行けました。人参、ごぼうのきんぴらと茶碗蒸し、亜久里のコーヒー付きで800円、満足。

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第54回保原町文化祭、芸能発表会、今年も盛大に開催

 秋晴れの日となりました。10月2日(日)保原体育館において保原町「芸能発表会」が開かれ、私も挨拶をさせてもらいました。今年はフラダンスが7組の参加でした。知っている方達も上達が目に見える部隊でした。演じている皆さんを見ているとみているほうも元気をもらえます。

 

95歳、精いっぱいの人生を生きぬいた古関キンさん安らかにお眠りください。

 10月1日(土)保原町生活と健康を守る会会長、古関洋一さんのお母さんの葬儀が行われ、弔辞を述べました。富成我宣で生まれ育ったキンさんの95年の人生、戦前、戦後生き抜いた精いっぱいの幸せな人生だったと思います。安らかにお眠りください。

代表質問に立ちました。傍聴ありがとうございます。福島第二原発廃炉は福島復興の大前提、一番重要なことは被災者の生活再建です。

 9月29日(木)代表質問に立ちました。1.安保法制、2.避難指示解除、被災者支援について、3.原発問題について、4.医療、介護の支援について、5、貧困・子育て支援について、6.障がい者対策について、7.農林業の振興について、8.住居の支援について、9、災害に強い県づくりについての9項目をとりあげました。多岐にわたる盛りだくさんですが、いずれも今、問われている重要な問題です。

 ◇特に原発問題ではオール福島の願い全期廃炉が揺らぎそうな事態です。電力会社の連合、電事連は既設の原発を有効利用するとしているが、福島第二原発も入るのかとの質問に「含まれる」と答えています。特措法を制定して地元自治体の同意があれば再稼働できるととれる動きも新聞報道されました。とんでもありません。福島原発の事故収束の見通しも立たないのに、東電が許可を申請している柏崎刈羽原発の再稼働審査を優先して行う問題や汚染水対策の凍土壁の現時点の評価のなどを取り上げました。

 ◇賠償問題は農林の賠償素案が示されたのを受けて、営業損害のように値切りや打ち切りがされるのではないかとの不安の声が各方面から出され、28日の二本松市議会では撤回を求める意見書が全会一致で採択されたことも紹介し、知事が会長をしている原子力損害対策協議会の全体会議を早急に開くことを求めました。

 ◇自主避難者の応急仮設住宅の打ち切りについては山形県の事例などを示しながら福島県が打ち切りなどという冷たい仕打ちをやるべきではない。川内村の仮設で「居座った場合、不法状態になるので、訴訟も辞さない」ととんでもない説明を県職員がしたことも述べ、住宅支援の継続を求めました。

 ◇安保法制については知事答弁で、これまでも何度も質疑を行った答弁とほとんど変わらない答弁であったので、今、南スーダンへの自衛隊派遣などこれまでとは違った重大な事態の元で福島県の若者を殺し殺される危険なところに派遣して、戦争する国に踏み込んでいくことを許していいのかを再質問したかったのですが時間切れでした。医療。介護、子どもたちの貧困問題、学校給食費の無料へ市町村を支援すべきと課題沢山でした。

 福島大学今井教授は9月21日の朝日新聞に「原発事故被災者への支援を自然災害の対応と同じ枠組みでやってきたところに根本的な問題があります。収束には人類史的な長さの時間を必要とします。被災者の選択に応じた支援を続けるべきです。一番重要なのは被災者の生活再建です。と述べています。

 

 

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