あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

原発ゼロへ、県民大集会に5700人

 3月18日(土)郡山市開成山陸上競技場で開かれた「原発ゼロへ県民大集会」は約5700人の参加で福島県民の原発ゼロを発信する集会となりました。県内の幅広い著名人が呼びかけ、ふくしま復興共同センターも加わる実行委員会主催で行われ、特別ゲストの香山リカ氏(精神科医)は「福島のことを全国、全世界の多くの人が応援し、関心を持っている。私たちも福島を事故のシンボルではなく、脱原発の第一歩だったといえるよう、これからも一緒に頑張っていきたい」と訴えました。

 浪江町の馬場有町長は被災自治体の首長として、6年間の避難生活や避難指示解除への思いを述べ、「福島原発事故の原因究明をしないまま再稼働が進んでいる。国、電力会社が言う「安全」は信用できない。第2原発廃炉を実現し、原発のない日本をめざそう」と訴えました。原発事故の被災地福島から声をあげ続けましょう。

 

保原町柱田の文殊様、始めていきました。

 3月5日(日)保原町つつこ引きの日です。天気は快晴。今まで一度も足を運んだことがなかった柱田の文殊様のお祭りに出かけました。おいしい甘酒をよばれました。集会所では見事な吊るしびなが飾られていました。地域の皆さんが集まって、ボケ防止と言いながら熱心に作った作品です。

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日本一子どもを産み育てやすい福島県へ、今のままでは中身が見えません

 子どもを大切にしない国は人間を大切にするはずがありません。子どもを大切にしない国に、豊かで明るい未来はないといえるでしょう。しかし、今、日本の子供たちを取り巻く状況は暗く、厳しい話にあふれています。2月県議会、宮川議員の一般質問でも子供の貧困問題を取り上げましたが、日本では子どもの6人に1人が貧困状況にあるとされています。福島県警の調査では2016年児童虐待通告が前年より445人増えて573人と大幅に増えました。子どもの面前でのDVも数えられるようになったためとされていますが、親もゆとりがない表れといえるのでしょう。さらに福島県では、6年目にして子供たちのいじめが表に出てきたように原発事故による様々な要因が重なっています。

 浪江町対馬から避難しているAさんは「震災当時、小2・小1・保育園・2歳の孫と長男夫婦と暮らしていた。避難の過程で息子夫婦は離婚、4人の孫を親代わりに育てた。転校先で体操着が机やいすの雑巾代わりに使われ〇〇菌と呼ばれ孫は追い詰められた。」原状回復を求める生業裁判に加わり、「故郷に帰れるから頑張ろうという姿を孫に見せたい。よるべなき精神の放浪が、幼い者たちから年配者まで苦しめている」と訴えています。

 すべての子どもたちが、すくすくと育つことができる社会にするために、格差が広がる安倍暴走政治をなんとしても変えましょう。

宮川県議一般質問、浜通りの医療問題、貧困対策など切実な問題を取り上げる

 

 2月28日(火)宮川県議が一般質問に立ちました。切実な課題になっている医療・介護問題、浜通りの医療について取り上げ、子どもの貧困問題や教育問題、小名浜港の環境問題、カジノ誘致問題といわき市が抱える問題で具体的に迫りました。就学援助を入学準備に間に合うように出してほしいことなど、生活相談で寄せられる具体的な話を取り上げ、宮川さんならではのわかりやすい質問です。f:id:abeyumiko:20170301174210j:plain

内堀知事へ迫る、福島第二原発廃炉へ、福島県も沖縄のように県民大集会開催を!宮本県議代表質問

 福島県議会代表質問、第3日目、日本共産党の代表質問は宮本県議が立ちました。

 県政の重要課題を網羅した迫力ある質問で、再質問再々質問で本県の緊急課題、福島第二原発廃炉自主避難者の住宅支援の打ち切りを止め、継続をと迫りました。仮設住宅、借り上げ住宅で3月31日以降の支援打ち切り後、行き先がまだ定まらない人は県の答弁では250人でしたが、会えずに未定の人も含めれば900人は未定です。透析を受けていて、ほかにはいく目当てがない、追い出されれば、ふるさと川内へ帰ることは死ににいくようなもの、当事者が語っている言葉です。議場の自民党から「その言葉は失礼ではないか」との声が聴かれましたが、当事者が行ってる言葉です。それだけ追いつめられているのが実態です。県が延長すると態度を明確にすればいいことです。国からの圧力に屈しているのでしょうか。被災者の立場に寄り添っての言葉は言葉だけなのでしょうか。福島県が県民の立場に立っているのかどうかが試されていることではないでしょうか。好きで避難しているのではありません。避難先もたまたまそこを選んだのであって、避難先によって3月31日以降の対応が違うことも前もってわかっているわけではありません。福島県自主避難者の住宅支援は継続すべきです。

 いわき市小名浜の東港(人工島)やイノベーションコースト構想がそれいけどんどんで、県民の切実な医療や教育、福祉が後回しになっている状況が浮き彫りになりました。

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