あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

「あったものをなかったことにするわけにはいかない」発言の前川(前)事務次官は毎週福島に来てくれていました

 加計学園獣医学部を新設するのに「総理の意向」を示す文書が見つかり、当時の事務方の最高である前事務次官がその事実を「あったものをなかったことにするわけにはいかない」と明言しました。この前川氏は現役だった時に「福島に公立夜間中学をつくる会」がよんで、講演をしてもらった方です。その後、前川さんは退職をしましたが、毎週福島に通って、何らかの理由で学校に行けなかった方々のことを知りたいし、学びをお手伝いしたいと駅前夜間中学に一教師として参加しています。この自主夜間中学を手伝っている菅野家弘さんは「前川氏の誠実な人柄を感じてきた。勇気をもって発言した前川氏、その言葉を活かすのは私たち国民の仕事です。」と語っています。

語り合いました、加藤起さんを偲ぶ会

 家庭裁判所の調査官の仕事がどんなに大事な仕事か、熱く語っていた加藤さん、その大事な仕事を辞して、日本共産党の専従の仕事に就いた加藤さんの政治変革への情熱を私たちも受け継いで、頑張ります。加藤さんとの最初の出会いは私が20歳の時、農業短大を卒業して保原町の実家へ帰ってきたときに「赤旗日刊新聞」を毎日、取りに行ったのが加藤さんの家でした。娘さんが1歳ぐらいだったと思います。奥さんたちと一緒に「わらび座公演」を取り組み、旧保原小学校体育館を満杯にして成功させた記憶がよみがえってきます。幕開けの大漁節の力強い踊りに衝撃的な感動を覚えたことが昨日のようによみがえってきます。

 江戸っ子の加藤さんが高校時代バイオリンを弾いてる写真が飾ってありました。指を怪我してその道をあきらめたこと、弁護士をめざして勉強していたことも始めて聞く話でした。お隣の第三町内会で、久保の我が家とはすぐ近くだったのですが、地域ではあまり親しい交流はなく、それぞれの部署で活動しながら、新聞集金などのつながりでしたが、第三町内会の会館内で開かれていた「カラオケサークル」では加藤さんの歌は甘い声でとても素晴らしかったと皆さんが言われていましたが、ついに聞くことができませんでした。加藤さんやみなさんにも「きてください」といわれていたのですが、加藤さん、これは残念でした。遠藤さんが加藤さんのリクエスト曲カードを持ってきて見せてくれましたが、98曲、すごいですね。加藤さん、皆さんの歌を聞きながら、静かにお眠りください。

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福島高教組第70回定期大会、連帯挨拶

 6月10日(土)福島県青少年会館で福島県高等学校教職員組合の第70回定期大会が開かれ、日本共産党から連帯のあいさつを述べました。

 福島高教組綱領には民主主義諸団体と協力し、文化日本の建設に寄与することが述べられています。教育の現場は教師の多忙化や子どもたちの貧困問題、いじめの問題など厳しい状況がある中で、安倍政権は「教育に関する直後を教材として用いることまでは否定されることではない」とする教育勅語容認の閣議決定を行いました。教育勅語の復活を狙うもので、「戦争する国」づくりと一体のものです。 すべては子どもたちのために、より良い環境を作っていくために教育の現場から声を上げ、みんなで力を合わせていくときだと思います。

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