あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

核兵器が禁止される世界へ新たな歴史のページが開かれようとしています。国民平和大行進今年も伊達地方を歩きました

 一瞬にして数十万の人々を殺傷した”広島・長崎”の悲劇を二度とくりかえすな!核兵器廃絶を求めて、1958年被爆地広島から世界大会が開かれる東京へ行進が始まりました。「歩く」という誰にでもできる行動は人々の共感を広げ、雨の日も風の日も、59年間、8月の広島、長崎まで歩き続ける行進が続けられてきました。6月25日(日)山形から栗子峠で引き継がれた平和行進は国見町から桑折町保原町を歩きました。北海道、礼文島から通し行進の五十嵐さんは歩き始めてから50日目、だて路を元気に歩きました。

世界にも類をみない最大規模の平和運動です。この願いが新たな情勢を開いています。

 2017年3月27日、ニューヨークの国連本部に115か国以上の政府代表と220人を超える市民の代表が集まり、核兵器を禁止するための交渉会議が始まりました。人類の生存と地球を守るため、ついに核兵器を禁止し、廃絶に着手しました。

 ところが被爆国の日本はわざわざ「交渉会議に参加しない」との態度表明に行き、交渉には参加しないという恥ずかしい限りの態度です。

 悪魔の核兵器廃絶にさらに声を広げましょう!

f:id:abe-yumiko:20170627124232j:plain

f:id:abe-yumiko:20170627124402j:plain

花見山を守る活動と避難者支援

 6月16日の復興支援フォーラムはNPO花見山を守る会代表の高橋真一さんが「花見山を守る活動と避難者支援」について語りました。花見山といえば、阿部一郎さんのことが有名ですが、花見山に行って、まわり全体が集落として美しいと感じていました。

そこには高橋さんたちの活動があったことを初めて知りました。多くの人々に感動を与える花見山として、これからも花見の里としてあり続けてほしい。そのための皆さんの活動に感謝です。

f:id:abe-yumiko:20170623114620j:plain

f:id:abe-yumiko:20170623114815j:plain

6月県議会始まりました。会期6月20日(火)~7月5日(水)

 6月県議会が始まりました。日本共産党県議団では代表質問神山えつこ県議、一般質問吉田栄策県議が行います。

 国政の情勢を受けて、原発事故からの復興に向けて、現在抱えている課題と対策を迫ります。県の幹部の皆さんの新任者挨拶、知事説明がありました。

f:id:abe-yumiko:20170622114517j:plain

もっと知ろう私たちの憲法、「共謀罪」法は廃止に、新たな戦いをおこそう

 

f:id:abe-yumiko:20170623115534j:plain

6月18日(日)安田純二弁護士を迎えて、梁川町9条の会の「演奏と講演の集い」が開かれました。尺八の橘梁盟さん、琴の細野ゆかりさんの息の合った演奏に続いて「世界に誇れる憲法を今こそ生かそう」をテーマに色々な体験を踏まえ、安田純二弁護士ならではの切り口で学ぶことができました。

f:id:abe-yumiko:20170623115654j:plain

 日本の憲法は国民が国に対して約束させるのが憲法。-立憲主義

 その他の法律は(刑法とか、民法)誰に命じているのか。

 ・法律の名宛人は裁判官であり、野球のルールは審判のためにある。相撲のルールは行事のためにある。法律と道徳は違う。政府の都合で決めるのが法律。

 日本国憲法の基本原則は国民が主人公、個人の尊厳を謳っている。死なない程度に生きていればよいということではなく、文化的最低限度の生活を営む権利を有する。ことが明記されている。改めて、憲法をひも解いてみると守り抜きたい大事な憲法だと感慨を深くします。自衛隊と軍隊のちがいについても認識を深めました。

 安倍内閣が進めようとしているフアッシズムノ道、暮らし破壊につながる「共謀罪」を強行した暴挙を許さないために、何と言っても選挙で勝たないとの話になりました。

 憲法は不断の努力によって、守らなければならないことも肝に銘じました。ささやかでも勇気をもって声をあげていくことが大きな流れにつながっていくことを確認しました。翌日の19日(月)阿武急保原駅前のスタンデング行動には20人の参加でにぎやかに市民にアピールしました。

f:id:abe-yumiko:20170620174116j:plain

f:id:abe-yumiko:20170620174627j:plain

米作り・米流通、生産数量目標廃止を考えるシンポジウム

 6月17日(土)福島県農業総合センターで米作り・米流通を考えるシンポジュウムが開かれました。2018年から国による生産数量目標配分がなくなります。今後、どう米を作り、同販売していくかを考えました。

 福島県農民連会長根本敬さんがコーデネーターを務め、最初に篠山義夫全国農民連議長が話をしました。今話題の「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」文書の実在が認められた加計学院問題にみられる政策の進め方については農林分野も同じだという話は大変納得がいきました。いつの間にか決められてしまった「種子法」もこれで一儲けしようと考えた人たちの”やから”が進めてきた。-なるほどです。農民のための、国民のための政策論議こそ必要です。国民の主食である米が危ない、この制度が復活したら、一息も二息もつける。

 米の卸、コメの加工業者の中村信次さん、株式会社開成の代表取締役遠藤忠宏さんがみづから取り組んでいる農業生産法人の具体的な話をされました。地域資源を活用して循環させていくよく考えた実践だと感心しました。

f:id:abe-yumiko:20170620144521j:plain

堂々と声をあげ続けましょう―収支内訳書提出強要をしないよう要望

 6月16日(金)朝7時40分から信夫山公園で、「収支内訳書提出強要を止めること」を求める請願行動の集会が開かれました。3.13重税反対全国統一行動福島県中央集会実行委員会が主催し、毎年行われています。1984年3月31日の参議院大蔵委員会の付帯決議に「記録保存制度及び確定申告書に添付する書面制度等については、その内容方式等について、納税者に過大な負担となることがないよう十分留意するとともに、適切な運用に努めること」と書かれていることを厳守すること。「収支内訳書の添付がなくとも罰則はなく、申告書は有効」の国税庁の言名にも反することになる収支内訳書の提出強要をしないことを求めて、税務署への行動を行いました。