各常任委員会採決態度、賛成は自民党・公明党が30人、反対は民主・県民連合と共産党が24人といずれも拮抗しています。すべて独占の自民党・公明党に抗議の姿です。
6つの常任委員会の所属について、福祉公安委員会に委員を送ることを希望している日本共産党を入れない対応が続いており、今回も日本共産党除外が行われました。
県議会の折り返し点を迎えて、議長、副議長、各常任委員会の交代など新たな体制について、自民党の独占が目に余ります。議長、副議長は議会を象徴するものであることから、議長が第一会派であれば、副議長は第二会派から選出することが民主的な議会運営です。国会も副議長は立憲民主党から選出伝えられています。ところが、自民党は議長、副議長、各常任委員会委員長、副委員長をほぼ独占、3人会派の公明党が人数が多い他会派を置いて、福祉公安委員長と土木副委員長に予定するというように民主的な議会運営からほど遠い、独占体制です。10月30日(月)日本共産党県議団が自民党県議会議長へ緊急申し入れを行いました。
1.自民党・公明党2会派による県議会主要ポスト独占はやめること。
2.議長は第1会派から、副議長は第2会派から選出することをルール化すること。
3.各常任委員会の正副委員長についても、会派への比例配分とすること。
あいにくの雨になりましたが、今年も三浦弥平杯が22日(日)に開かれました。
バンザイ、万歳の声が選挙事務所に轟きました。自民党の亀岡偉民候補を制して、かねこ恵美(無所属)候補が当選しました。13150票の差をつけての勝利です。ご支援をいただいた皆様にこころから感謝申し上げます。日本共産党は斎藤朝興予定候補を下ろして(全国では69人)、「希望の党」に行かずに市民の皆さんと共に頑張る道を選択し、無所属立候補を決意したかねこさんを応援することを決定して、当選のために全力を挙げました。亀岡偉民さんの得票との差に日本共産党が応援した意味が明確に表れていると思います。かねこ恵美さんの保原町陣屋通りでの最後の訴えが終わったときに、後援会幹部の方から「今度の選挙では本当にありがとうございました。初めて比例で日本共産党と書きました」とお礼をされました。
かねこ恵美さんが「希望の党」の踏み絵(政策協定書)を見て、今まで主張してきた安保法制反対、憲法改定反対を翻すことはできない、これからも市民の皆さんと共に歩んでいくとの道を選択したことは政治家として最も大事なことであり、立派だと思います。私もその事を、かねこ恵美さんの個人演説会や地元保原町での第一声や日本共産党の「政党カー」で、語りました。
比例代表では東北ブロックで、高橋千鶴子議員の議席を守り抜くことができました。「立憲民主党」が躍進、市民と野党の共闘勢力が議席を増やしましたが、憲法改正勢力が発議に必要な3分の2を超えました。日本共産党は捲土重来を期して
頑張ってまいります。ご支援をありがとうございました。