あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

かねこ恵美衆議院議員を囲む会に大橋さおりさんと出席

 7月8日(日)保原市民センターで「かねこ恵実を囲む会」が開かれ、大橋さおりさん(福島県補欠選挙予定候補)と一緒に参加しました。かねこさんがかかわってきたルワンダの教育を考える会でコーヒーを担当していたルワンダの女性がさおりさんの短大の時の同級生で話が盛り上がりました。

 オープニングで披露されたかねこ恵美さんの障がいを抱えた妹さん、金子美智さんが作詞、佐藤香さんが作曲した歌「都会」「大切な人」が紹介されました。素敵な歌でした。

 私も挨拶をさせていただきました。

 昨年の衆議院選挙では多くの市民のみなさんと野党が共闘して統一候補としてかねこ恵実さんを応援し、当選に押し上げることができました。一致できることで力を合わせることが益々大切になっています。あってはならないことがまかり通るような政治はたださなければなりません。一緒に力を合わせていきましょう。

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 「砂山の砂に、、、」87歳とは思えない声量、相馬先生のアカペラの歌にブラボー

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命を生み出す母親は命を守り育てることを望みます。第61回福島県母親大会が郡山市で開会。

 7月7日(土)第61回福島県母親大会、第32回郡山市母親大会が開かれました。

 全体会のオープニングは郡山市の「やまびこ太鼓」でしたが、知的障害を持つ子どもさんたちとお母さんたち総勢20人を超えるばちさばきは見事なものでした。それぞれの姿から障害をものともしない一生懸命さが伝わってきて、素晴らしい演奏でした。

 元福大学長今野順夫さんの記念講演「憲法が生きる社会づくり」からも沢山学びました。日本の憲法アメリカに作ってもらったものだから日本にふさわしいように変えなければならないという方がいますが、映画「日本の青空」にも描かれているように日本人がしっかりかかわってきた憲法であることもよくわかりました。

 福島県が誇る三人の鈴木さんの話が印象に残りました。①鈴木安蔵さん(小高町出身、憲法研究会で憲法草案を提案)②鈴木義男さん(白河市出身、憲法25条第1項を憲法に入れた立役者)③鈴木節子さん(岩城女子高卒、住友セメントから結婚退職、解雇を迫られて裁判に訴え違憲判決を得た。これを契機に結婚退職が少なくなった。)

 日本国憲法の持つ平和、民主主義、人権など暮らしに活かす大切さを学びました。

今野さんが女性議員がまだまだ少ない、皆さんはどうして立候補しないのですか?の問いかけも印象に残りました。

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浪江町前町長馬場有さん、本当にご苦労様でした。

 7月3日(火)浪江町前町長の馬場有さんの葬儀が南相馬市で行われました。私たち土木常任委員会はちょうど現地調査で南相馬市に行きました。葬儀の会場を遠くから拝見しました。心からご冥福をお祈りいたします。原発事故後、何度か馬場さんの講演を聞きました。原発事故直後、放射能の汚染状況を示すスピーデーの開示もされず、原発の状況についてもどこからも伝わらない中で、他町が避難をしていることをテレビで知り、「原発から遠くへ避難を」と指示を出し、浪江の津島に役場機能も移動した。ところが放射線量の高いところへ、高いところへと避難の指示を出してしまい、町民を被ばくさせてしまった。ここのところに来ると、馬場町長は決まって声を詰まらせ、目頭に光るものがありました。聞きながら、その苦しい胸の内が伝わってきました。馬場町長は町民の皆さんの想いに寄り添い、原発事故からの町民の復興に向けて、東電、国にしっかり対峙してきました。本当に大変であったと思います。私たちも馬場町長の頑張りに力をいただいてきました。ご苦労様でした。心からご冥福をお祈りいたします。

松川大須地区海岸・大浜地区海岸・指導大須松川線、東日本大震災からの浜の復旧・復興を視察―土木常任委員会

f:id:abe-yumiko:20180705161355j:plain 7月3日(火)土木常任委員会の現地視察で松川大須地区海岸、大浜地区海岸、市道大須松川線の復旧事業を調査震災ました。東日本大震災の時に津波の高さはどこまで来たのか、9Mといわれていますが、実際にはそれ以上は測定できず、住民の皆さんはここまで津波が来たことを家の壁のところに印をつけているとのことでした。堤防は壊れ、壊滅的な被害を受けたところです。堤防を強化して復旧させ、道路と海岸堤防の一体構造として5919.2Mに約220億の予算です。

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通学、通勤の足として地域になくてはならない阿武隈急行30周年

 汗が流れる暑い日になりました。阿武隈急行記念式典は梁川駅前広場で行われました。沿線の首長さんはじめ全国ボランテアの皆さんなど多数の皆さんが参加をして30周年を祝いました。

 最初を飾った角田市の高蔵太鼓は初めて見ましたが、霊山太鼓とも響きが違ってなかなかのものでした。歴史を感じさせるものでした。

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原発推進の安倍政権に対峙が求められる内堀県政、子育てしやすい県、健康長寿の県、再生エネさきがけの地を目指す福島の原点が問われます。

 6月21日から7月8日までの日程で6月県議会が開かれています。

 原発事故から8年目を迎えた福島県民の暮らしと生業の復興に向けてどうあるべきかが原点から問われています。また、これから50年ともいわれる事故原発廃炉に向けて、着実な取り組みが求められています。

 目立っているのは採算が見えないロボットテストフィールドや福島医療機器開発支援センターなど福島イノベーションコースト構想関連には年間700億もの予算が組まれますが、子育て支援や教育、介護など県民の暮らしに密着しているところは相変わらず、全国最下位クラスを続けています。原発事故によって一層深刻になっています。

 日本共産党県議団は宮本県議が代表質問、宮川県議が一般質問に立ち、それぞれの常任委員会で県民の声を代弁して奮闘しています。

 賠償や住宅支援打ち切りなど原発事故はもう終わったことにして原発再稼働を進める安倍政権に対峙することが求められていますが、内堀知事は全国の原発再稼働にももの言わぬ態度を取り続けています。

 福島県児童虐待件数で前年対比1.81倍、956件と増加率が日本一、介護保険料は日本一高い、介護職員の充足率予測は74.1%と全国で最も低いなどの現状です。

福島県復興の目標、〇日本一子育てしやすい県〇長生きできる健康長寿の県〇再生可能エネルギーさきがけの地をめざして、思い切った対策が求められています。復興の在り方はなによりも人が安心して暮らせることではないでしょうか。