あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

求めてきた県立高校エアコン設置、リース料、燃料代、県が負担と教育長答弁-吉田県議の代表質問

- 9月19日(水)吉田英策県議の代表質問でとりあげた県立学校のエアコン設置について「来年の夏から稼働できるよう、できるだけ早い予算計上に努める。」「保護者の負担により設置された県立高等学校のエアコンの燃料代は、設備のリース料と併せて県が負担する方向で検討。」と教育長が答弁しました。

 2月の予算議会で、私は教育費の父母負担軽減の立場から取り上げましたが、その時は「県で設置する考えはなく、PTAの合意の下で設置いただいており、PTAで燃料費も支払いいただく」と教育庁が答弁。再質問に「県でやる予定はないので、運動などの時の休養の取り方や給水の取り方など十分注意をして子どもたちの健康面には配慮をしていく」などと答弁をしていましたが、猛暑で死亡者まで出ているなか、やらざるを得ない、大きな前進です。

 その他、憲法問題やトリチウム汚染水の海洋投棄問題など重要問題が目白押しの代表質問でした。

 

 

さおりさん若い力でがんばって、期待しているよ!県議会補欠選挙へ連休作戦で大奮闘

  9月15日(土)~17日(月)までの3連休は県内各地からも応援をいただいて街頭宣伝、アンケート配布、ポスターの張りだしと10月8日(月)の演説会成功へと大奮闘しました。高橋千鶴衆議院議員も駆けつけました。大橋さおりさんの若きチャレンジャーが政治を変える力であること大いにアピールし、攻めの選挙で闘いたい。18歳から選挙権があります。1票が政治を変える確かな力であることを訴えていきます。

9月県議会が始まりました。内堀県政の4年間の復興の中身が問われます。

 9月14日~10月3日まで、9月県議会が始まりました。内堀県政のこの4年間の原発事故からの復興の中身が問われます。

 トリチウムを含んだ汚染水の海洋投棄の問題やモニタリングポスト(放射線監視装置)の撤去、帰還困難区域を含む仮設・借り上げ住宅の無償提供打ち切りが示されています。避難者からは「まだ帰れる状態じゃないのに打ち切りだなんて」「避難指示が解除になる前に支援が打ち切られるのは困る」と不安や戸惑いの声が上がっています。避難者を最後の一人まで、路頭に迷わせない、責任ある対応が求められています。

 日本共産党県議団は県民目線に立ち、「原子力に依存しない社会づくり」「日本一子育てしやすい県」「全国に誇れる健康長寿の県」の実現に取り組むことを具体的に求めて奮闘します。

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 亡くなられた斎藤勝利氏矢島義謙氏へ黙とうをする県議会。ご苦労様でした。心からご冥福をお祈りいたします。

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 県議の補欠選挙、相馬市・新地町選挙区で当選した荒秀一県議が発議会であいさつ。

農家民宿、大満足、沖縄の皆さん

 ボネールチャリテイコンサートに参加した沖縄の皆さんは、9月8日(土)の当日は

二本松市東和のゆうきの里、農家民宿3軒に分宿しました。それぞれの宿で家族の皆さんから歓迎を受け、地元の食材を使った、おいしい手作りの心づくしのお料理に大満足。私たち6人は成上の民宿にお世話になりました。養蚕農家だった大きな家を2年前にリフォームしたという大きく太い梁が生かされたとても素敵な空間で、4世代家族の5歳のさくらちゃんと1歳のすみれちゃんとも交流し、和牛の肉牛を肥育している牛小屋を見学したり、沖縄の風景とはまた違った福島の農家の様子に触れていただき、沖縄の皆さんは大喜びでした。いかにんじんや郷土料理のザクザクや沖縄にはないといういちじくを生で食べたり、甘露煮をいただいたり、おいしい、おいしいの連発でした。地元牛を塩コショウでいただきましたが、最高でした。しめにみんなでカチャーシーを踊りました。翌日は東和の道の駅から昨年避難指示が解除された川俣町山木屋へ行き、帰還困難区域の浪江町まで足を延ばし、原発事故で故郷へ戻れない現状を肌で感じてもらいました。津島の入り口からUターンして、川俣町の仮設の状況を見てもらい、福島駅から新幹線、羽田空港から沖縄へ帰路につきました。

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感動をもらいました第16回ボネールチャリテイコンサート、

 精神障がい者の通所施設「NPO法人ボネールのチャリテイコンサート」も第16回を重ねました。司会はメンバーさん3人とスタッフが担当し、全員初めてで、事前の練習も一生懸命やった成果が見られました。今年は沖縄から”童謡唱歌サークルそよ風”の皆さんが参加され、沖縄と福島の連帯のコンサートとなりました。

 毎年の阿部民子さんの歌と保原高校合唱部、吹奏楽部の皆さんの演奏で会場は盛り上がりました。「翼をください」の全員合唱は参加者みんなで歌いました。

 最後の閉会挨拶、御礼のあいさつでボネール所長が、4、5人から始まった居場所がだんだん大きくなって、地域の皆さんの支援で障がい者についての理解を広げ、今日に至っていることや日本の精神医学の先駆者である三浦金之助が保原町高成田の出身であることを照会しました。

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モニタリングポスト(放射線監視装置)の撤去説明会で反対の声噴出

 原発事故から7年半になりました。放射線を測るモニタリングポストが学校や幼稚園・保育園、公園や市役所など県内2974台設置されていますが、原子力規制庁はその内約2400台を撤去する方針です。撤去方針の住民説明会が始まっています。

 私は福島市の説明会に出席しました。372か所を2か所のみ残してすべて撤去の計画です。「においも色もない放射能を測って確認することが安心につながる。撤去はすべきではない」「今、なぜ撤去なのか。原発廃炉完了まで置いてほしい」など、次々と反対の声が上がりました。設置数を増やすとも減らすことは責任放棄であり、無責任です。

 伊達市長は「撤去は時期尚早」と表明していますが、規制庁の説明会開催を求めていきます。