あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

東京電力に抗議の申し入れートリチウム汚染水処理の隠ぺいに怒り、海洋投棄せずにタンク保管の継続を

10月1日(月)東京電力トリチウム汚染水処理の隠ぺい問題で抗議の申し入れを行いました。

  東京電力福島第一原発事故で敷地内のタンクにたまっている放射能汚染水の約8割に、環境中に出す場合の基準値を超える放射性物質が含まれていたことを東京電力は明らかにしました。

 これまでの説明では放射能汚染水を「アルプス」を通すとトリチウム以外の62種類の放射性物質を除去できるとされてきました。現在、アルプスを通した汚染水約94万トンを福島第1原発の敷地内にあるタンクで保管しています。このうち約8割の75万トンが基準値を上回る濃度だと推定され、中には2万倍のものもあり、これはストロンチウム90とのことです。このようなことが明らかにされずに、この汚染水を希釈して海洋に投棄するなどとんでもありません。日本共産党県議団は東京電力に来てもらい、抗議を行い、説明を求めました。

f:id:abe-yumiko:20181001195647j:plain

f:id:abe-yumiko:20181001195747j:plain

神山県議一般質問

 9月25日(火)から一般質問が始まりました。3番目に登壇した神山悦子団長は避難者住宅、原発廃炉対策、医療・介護、障がい者や難病患者支援、子育て、教育について質問しました。

 内堀知事は国が解除時期も示していないのに、帰還困難者への仮設・借り上げ住宅の無償提供を2020年3月末で打ち切ると表明しました。それが避難者の自立を後押しすることになるなどとんでもありません。最後の一人まで福島県民を路頭に迷わせないという言葉はどこに行ってしまったのでしょうか。血も涙もない仮設住宅打ち切りは許されません。

 東京電力は北海道の震度7地震を受け、第一原発の防潮堤を約10メートルの高さで新設する計画です。県議団はかねてから防潮堤の整備を求めてきましたが、東日本大震災では15Mの津波被害を受けています。10Mの津波被害を受けています。

f:id:abe-yumiko:20181001142647j:plain

f:id:abe-yumiko:20181001142755j:plain

豆剣士の皆さん元気いっぱい―第59回青少年健全育成剣道大会

 今年も伊達市伊達体育館で第59回青少年健全育成剣道大会が開かれました。豆剣士の皆さんが練習の成果を発揮しようと大会に臨んでいる姿がりりしく目に映りました。父母の皆さんや「孫が初めての大会で応援に来た」というおばあちゃんなどが応援に駆けつけていました。9月23日(日)

f:id:abe-yumiko:20180929151741j:plain

大橋さおりさんと訪問、「苦労に感謝」―樋口光雄元保原町町長の激励のことば

 大橋さおり伊達市伊達郡県議補欠選挙の予定候補と元保原町町長樋口光雄氏を訪問し、懇談しました。「若い人の頑張りに大いに期待したい」「さおりさん大いに苦労して、頑張ってください。何事も学ぶことが大事。苦労に感謝ですね」「地域の歴史にしっかり学んで、学校の廃校などは簡単に決めたりすることなく、いったん、休校にするなどの対応が必要ではないかと思う」など、今までの蓄積を踏まえた話をいろいろと伺いました。

福島県議会学習会

 第4回県議会議員勉強会が開かれました。一般社団法人福島県銀行協会代表理事会長、株式会社東邦銀行取締役頭取、北村清士が「福島県の現状と東邦銀行の取り組み」「働き方改革東邦銀行の取り組み」について話をしました。多様な働き方の支援として時間限定の正社員制度の導入など、1日4・5・6時間の選択肢に加えて、週4日勤務などが実施されています。

 私は障がい者雇用について質問を提出しておりましたが、(・具体的にどのように取り組まれているのか・法定雇用率を達成することは難しいことなのか・障碍者が働きやすい職場になるために心がけていることは・自治体の障がい者雇用水増し問題の見解を伺いたい)この問題は個人的にも思い入れが強い。母が民生委員を長く勤めていて、いろいろな方がいることを知っていたこともある。車いすの方など職場では皆さんよくやっている。精神障害の方のケアは難しいこともある。などを語られました。