あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

本宮市・郡山市の台風被害調査、避難所・避難者支援の改善等課題山積

 11月18日(月)福島県議団が台風19号に被害の状況を団としても共有して把握しようと本宮市郡山市の現状を調査しました。避難所で避難している方の話や被害を受けた方々の話を伺い、改善点が見えてきました。

 避難所で避難されている方たちの話を伺いました。「床上5センチの差で支援が受けられないのは納得いかない」「アパートが浸水して大家から退去を迫られているが、罹災証明がまだ出ないため、借り上げ住宅の申し込みができない」などの実情が出されました。温かい食事はまだ提供されてなく、国の通達が現場で生かされていない現状でした。朝はパン、昼はおにぎり、夜は弁当で毎日1か月同じパンでは飽きてしまうとの声も聞かれました。

 被災した事業者からは「事業再開に数千万円かかると見積もられていて、早期にグループ補助金が使えるようにしてほしい」との強い要望が出されました。最後に国土交通省河川国道事務所長から台風19号の災害の状況について説明を受けました。

 

大橋さおり新県議へバトンタッチ、これまでご支援いただいた皆様に心から御礼を申し上げます。

 1995年の初当選以来、4期16年、定数削減で2期8年空白がありましたが、多くの皆さんの支えで県議としての任期を務めることができました。心から御礼を申し上げます。

 私の場合は日本共産党の県委員会で女性部長として勤務していた38歳の時に村田参議院議員の死去による補欠選挙に立候補してから10年間、国政の候補者活動を経て県議会へ送っていただきました。紅一点で最初の仕事が県庁内のトイレの男女別化でした。福祉・教育・医療、暮らしの分野はいずれも全国最下位クラスの福島県で不要不急の大型開発よりも県民の暮らし最優先の県政をの立場から子どもの医療費無料や30人学級の実現などに取り組み、福島空港の滑走路や小名浜港の人工島の問題、首都機能移転の問題点等を指摘してきました。

 原発問題については事故が起きる前から、日本共産党県議団は、その危険性について一貫して取り上げてきましたが、悔しいことに東日本大震災原発事故となってしまいました。さらに今度の台風19号で甚大な被害を受け、政治を住民の命と暮らしを守ることを最優先に変えなければと痛感しています。

 私は息子の中学からの不登校と向き合ってきました。また、私の兄弟は全員統合失調症を発症し、頑張ってきた私の母も92歳で限界です。私はこれからは障がいと引きこもりの問題に取り組んでいこうと思っています。

 今度の選挙で28歳の若い、女性県議、大橋さおりさんにバトンタッチができました。さおりさんの活動を支え、伊達市伊達郡の革新の力をさらに強く、大きくしていく決意です。私に倍するご支援をお願いして、これまでお寄せいただきました大きな、温かいご支援への御礼といたします。ありがとうございました。

 

福島県議会議員選挙、日本共産党5人当選で交渉会派確保、川俣町町議会選挙は石河ルイさん当選、遠藤宗弘さん惜敗ーいのち、暮らし守る政治実現に新たな決意

 11月10日(日)投票で行われた福島県議会選挙で、日本共産党は5人の交渉会派を確保しました。伊達市伊達郡区大橋さおりさんは無競争当選、福島市(定数8)の宮本しづえさんは得票11,167票、2位当選、郡山市(定数10)の神山悦子さんは得票9761票、3位当選、いわき市(定数10)の宮川えみ子さんは8,882票、6位当選、吉田英策さんは7,395票10位当選で2議席確保しました。会津若松市(定数4)の古川芳憲さん、須賀川市岩瀬郡(定数3)の丸本由美子さんは前線検討しましたが一歩及ばず、次点でした。

 自民党が攻勢をかけ、公明党は元衆議院議員郡山市からいわき市の吉田さんのそばに移住させて立候補するなど日本共産党落としの布陣が敷かれた大激戦の選挙戦を勝ち抜いて5人の交渉会派を維持することができました。

  川俣町町議会選挙は石河ルイさんが夫の清さんの議席を引き継ぎ、446票9位で当選し、遠藤宗弘さんは324票13位で次点となりました。台風19号の被害がかってなく甚大な中で戦われた選挙でした。それぞれの候補者の皆さんは災害対応の先頭に立って、現場の声を聴き、県や町の要望を行いながら、いのちと暮らしを守る災害に強いまちづくりを訴えて奮闘しました。ご支援いただいた皆さんに御礼を申し上げます。

 公約実現に皆さんの願いを届けて頑張ります。

川俣町町議会選挙が告示されました。遠藤宗弘、石河ルイ候補の当選で災害に強い町づくりを

 11月5日(火)告示、10日(日)投票の川俣町町議会選挙が始まりました。定数12に15人の立候補の大激戦です。日本共産党はこれまで11期41年、町政のかなめとなって奮闘してきた遠藤宗弘候補とこれまで9期36年奮闘してきた石河清さんが病気のために交代となり、その思いを受け継いで立候補を決意した妻の石河ルイ候補の2議席を何としても守り抜く選挙戦です。

 川俣町では18歳までの子どもの医療費無料を県内で先駆けて実施し、住宅や農地の災害被害に町独自の支援制度をつくるなど町民の暮らし応援の対応を実施していますが日本共産党の町議団が大きな役割を果たしてきました。

 お年寄りの祝い金を町がなくそうとした時も今まで頑張って生きてきたお年寄りを励ます祝金をなくすべきではないと主張し、存続させました。原発事故以降は除染や賠償問題など大きな問題を抱え、その解決のために、町議会が国や東京電力まで出かけていくのではなく、国や東京電力が町まで出向いてきて対応をしていますが、このようなところは他にはありません。

 台風19号の被害もかってなく甚大な中で行われている選挙です。何よりも命を守る政治を、災害に強いまちづくりを進め、町民の切実な願いを届ける日本共産党議席を失うわけにはいきません。お知り合いや知人に支持を広げていただきますよう、よろしくお願いいたします。

伊達市・伊達郡から28歳の女性県議が誕生、無競争当村を決める

 10月31日(木)告示で行われた福島県議会選挙で定数3の伊達市伊達郡区で日本共産党の大橋さおり候補が無競争当選を決めました。私阿部裕美子から大橋さおりさんへのバトンタッチが成功しました。伊達市伊達郡でも台風19号の被害が甚大で、選挙どころではない状況でしたが、候補者決定から約2年、昨年の補欠選挙で1万4千を超える得票を得て、宣伝などの活動で風を起こしてきた結果であり、伊達市伊達郡の多くの皆さんのこれまでの頑張りが実ることができて、みんなで喜び合いました。

 これからがいろいろな面で大事だと思います。私が伊達市伊達郡区で日本共産党の初議席を得た1995年は福島市区の江田清さんが無競争で当選し、こんどは伊達郡だと福島市からチラシまきの応援に入ってもらいました。

 今度は川俣町の町議会選挙と他地区の県議会選挙の応援です。

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