あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

外国で学ぶ、日本の役割、自分の役割ー「埼教祖・埼退教企画の韓国平和ツアー」に参加して

 日韓関係が良くない状況にあり、日本ではマスコミはじめ韓国バッシングが強くなっている。この時だからこそ、現場を見ようと今年の旅は韓国に決めました。

 韓国の歴史、日本の植民地支配、加害の歴史を学び、北と南に分断された民族の悲劇について、見たり、聞いたり、とても勉強になりました。日本はまず、韓国に対して謝罪をしなければならない。攻めて行き、ひどいことをやったことを謝らなければならないと強く思いました。

 1日目は安重根について資料展示がある安重根義士記念館、西大門刑務所歴史観大韓民国歴史博物館を見学。

 安重根伊藤博文を暗殺し、死刑になった人ですが、韓国から見れば、抗日闘争と民族の独立に身を捧げた英雄です。歴史の出来事についても片方からの見方ではなく、全体の状況を正確にとらえることが大切だと気づかされました。安重根の考え方、人についてもっと詳しく知りたいと思いました。

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自らの戦争体験を語る人々、平和の原点

  12月8日、日本軍が真珠湾攻撃を行った開戦の日に、戦争を繰り返さない決意を込めて、赤紙召集令状)配布を毎年行っていますが、今年も保原町のCOOP前で行いました。署名をしながら「私の父は私が母のおなかにいるときに出征して、戦死したから、私は父の顔を見たことがないんです」「私は日本が真珠湾攻撃をした日に生まれたんです」など自らの戦争経験を語ってくれる人が何人かいました。体験者は少なくなってきてはいますが、話を聞いて、これが平和の原点だと改めて思いました。人が殺しあうことを許してはならない。殺し合いで平和は守れない。武力で命は守れない。国と国が仲良くすること。問題は話し合いで解決すること。この道こそ、平和な社会を築く道だと確信します。