あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

「新たな情勢と国賠同盟の役割」

 8月10日(水)福島市民会館で第39回治安維持法同盟福島県本部定期大会が開かれました。当日の記念講演の講師、国賠同盟中央常任委員の最上健造さんは宮城県農業短期大学で最初の組織を結成した時のメンバーの一人で、共に頑張った仲間でもあり、時間が取れたので、講演も聴くことができました。

みごとなトランぺッターズッキーニ、熱塩加納の三の倉花畑

 ひまわり畑は実に広々としていて、眺めも良く、1時間半に及ぶ渋滞に我慢したかいがあったと思えるものでした。250万本のひまわりの花が植えられ、花弁が開くのを待っています。来週あたりは見事な色に変わるだろうと思います。孫たちも、ひまわりの花に見え隠れしながら迷路を散歩しました。休憩所で販売されていた産直野菜に見事なトランぺッターズッキーニがありました。大きくて重く、味はかぼちゃのようでした。これで、1個300円でした。お買い得!

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いわぶち友参議院議員ら、3人の新参議院、衆議院議員、日本共産党8人の国会議員が福島県の現地調査に来県

 8月18日(木)先の参議院選挙で当選した3人の新人議員を含め、8人の国会議員が(日本共産党35人の国会議員の内)福島県の現地調査に来県しました。原発事故から6年目を迎えた福島県の現状など、県からの説明を聞き、午後からは来年避難指示解除が求められている川俣町山木屋の仮設のみなさんとの懇談を行いました。

 山木屋仮説の集会所に会場いっぱいの皆さんが出迎えてくれました。新参議院議員のいわぶち友さんら8人が勢ぞろいすると見事です。参加者の皆さんから、「国も東電安全神話を作り上げてきた。農民を馬鹿にしていた」「その責任は問われなければならない」「除染をしたけれど、1.8マイクロシーベルトなどまだまだ高い」「田んぼ6町5反と煙草をやっていたが、おそらくタバコはだめ、作れないと思う。戻ったって、何して食う」「農林業では食べられない、ほだ木も売れない。住み焼いてもダメ」「黒いフレコンバックが75万袋、中間貯蔵施設は作る気があるのか」「山木屋に若い人たちを呼ぶための農業や企業など雇用の策をお願いしたい」「県内一高齢者が多いといわれる仮設だが、俺らはしょうがないから帰るしかない」「原発事故前は田畑を作り、山菜を採り、家族で暮らしていたから少ない年金でも暮らせたけれど、帰っても、田畑はダメ、山菜もダメ、若い人たちも帰ってこない、どうやって暮らせるのか。病気になったらどうするのか。買い物はどうするのか。帰った人たちがぽつん、ぽつんと孤立した生活では不安だ」「グループを組んで、学校給食に野菜類を納入していたけれど、これもダメになってしまった。1年分のみ賠償をもらった。野菜類を東京電力の食堂に納品して食べてもらえないか。」「シイタケ栽培をやっていた人が43人いて、全体で1億5千万円の売り上げがあった。原発事故~県の指導で原木栽培はやれない。この見通しはたたない。ほだ木は3年前までの分を数えて賠償」と次々と発言されました。避難指示解除はされるもののどうやって暮らしていけばいいのか、見通しが立たない人が多い現状です。川俣町は山木屋地区の避難解除に向けた6項目の要望書を国に提出しました。

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