あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

さよなら原発集会に17万人の参加

 東京代々木公園会場に全国から集まってくる人の波、だては保原中央公民館を6時に出発して会場に向かいました。原発事故によって、田や畑、森や林、川や海、そして空も放射能で汚染された福島県。家も仕事も失い、ふるさとを追われ、隣近所も家族も散り散りになっていつ帰れるかわからない福島県民。「原発はもうたくさん」この福島県民の思いを届けたい。電力会社や財界のいいなりになり、やみくもに再稼働をすすめる政府に、原発を存続させようとする暴力にわたしたちは「原発はいらない」という抗議の声を突きつけました。連帯をひろげ、あきらめることなく声を上げ続けることを示しました。
 呼びかけ人の方々の訴えはそれぞれ味が有り、感動しました。坂本龍一さんは福島のあとに沈黙するのは野蛮だ、というのが私の信条です。と語りました。落合恵子さんは闘うことを人間の誇りにしていきましょうとよびかけました。鎌田慧内橋克人大江健三郎澤地久枝さんと共に最後に訴えたのが90歳の瀬戸内寂聴さん。100年前、自由を奪われた時代がありました。過去の人たちが苦労して、自由を守ったから今日があるのだと思います。言い続けましょう。とてもハリのある若々しい声でした。
 デモの列は長く、長く続きました。若い人も、お年寄りも、子どももデモに加わりました。浪江から桑折町仮設に避難をされている菅野さんもテレビの取材を受けました。マスコミもこの大きな声を無視続けることはできないでしょう。デモの終結点に着いたら、赤旗「号外」が配布されていました。そこに福島の隊列、「完全賠償をさせる福島県北の会」ののぼりを持っただての人たちが載っていました。私たち夫婦も載っていました。調度、結婚40周年の記念日の素敵な贈り物をいただきました。