あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

霊山太鼓祭り

 350年の歴史を持つ霊山太鼓祭りが二年ぶりに開かれました。昨年は3.11の震災を受けて開催されませんでしたが、今年は放射線量の高い霊山から場所を公民館前に移動しての開会となりました。霊山太鼓は桐の太く短いばちを高く上げて連打する“曲うち”をする華々しい、祭囃子の代表的な型だといわれています。歴史を見ますと寛文10年に信達地方の生糸が「登世糸(のぼせいと)」といわれ、京に出荷され西陣織りの原料となり、品質、量とも飛躍的に進歩を遂げました。このころから、蚕種、蚕糸、織物の分業制になりました。掛田生糸(カケダシルク)の取引を通して、この地に伝えられた祇園囃子がさらに磨きあげられたのが始まりといわれています。「除染をして来年は霊山子どもの村で開会をしたい」との市長のあいさつが実現できればと願うばかりです。

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