１２月２４日、クリスマスイブの日に国見町で佐藤力元町長のご苦労さん会が開かれました。２期８年の功績が出席者から次々と語られ、たいへん盛り上がりました。なんといっても、思い出すのは共産党員町長誕生のドラマです。合併をめぐり、大きく揺れ動いている中で、県内最北の国見町は佐藤力町長を誕生させ、合併しない自立のまちづくりに足を踏み出しました。町長選挙告示日の前日、町議会が９対８で合併を決議し、決戦は町長選挙に持ち込まれました。中国から帰る飛行機の中で「町長選挙に出るようになるかもしれない」との話を聞かされたなど選挙出馬を決めたいきさつなど口々に語られました。藤田病院の耐震構造、防災無線の先駆性、幼児教育の前進、まんざいらく山やピーチワイン、ピーチブランデイ、温泉開発など話がつきません。毎年行ってきた中国の遺産を巡る旅は、日中関係の現在が災いして中止になっていて残念とのことですがそれに代わる取り組みなどそれぞれにこれからのまちづくりの夢を語り合いました。佐藤町長が引いてきた自立のまちづくりは大田ひさお新町長に受け継がれていきます。
