あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

せきを切ったように住民の声―ふくしま復興共同センターの政府・東電交渉

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 1月17日(木)二本松市男女共生センターで行われた政府と東京電力交渉は300人を超える参加者で会場が埋まりました。高橋千鶴衆議院議員、いわぶち友常任委員も出席し、私たち共産党県議団も5人そろって出席しました。東京電力からは復興本社の皆川喜満・復興推進室副室長らが出席しました。東京電力はいつでも職員の人たちが「皆さんにご迷惑をおかけしています」と頭だけは深々と下げるのですが中身は誠意あるものではありません。原発についてもすでに廃炉が決まっている第一原発1から4号機以外の5、6号機、第二原発1から4号機については廃炉を言明しません。私は「福島県原発に頼らない福島復興を復興計画に明記しています。県知事も議長も東電にも要望している通りです。福島県民の総意は原発全基廃炉です。県民の総意に答えて下さい」と発言しました。

 

東京電力の賠償打ち切りや差別対応に次々と各地から怒りの発言が続きました。汚染された石を使ったアパートの線量が高く、退去をさせられたのに何の保証もなく、新聞の折り込みチラシを見て会場に来て訴えた方や法事で実家に帰ってきて事故に会った娘さんが家に戻ったら、福島から帰ってきて放射能が移るなどといわれて、茶道教室の生徒さんも減ってしまった。この被害はどうしてくれるのか。と訴えた方には個別対応となりました。個人ではたらいまわしで解決に至らなかったそうです。除染や賠償問題など県民の思いがせきを切ったように訴えられた集会でした。これからもあきらめずしっかり声をあげていきましょう!