あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

春を呼ぶ女性の集いーアベノミクスを斬る、学び、語り合いました。

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 2月24日(日)雪がふぶく寒波の中、駆けつけた皆さんで会場は満席になりました。正面にはこの日のために準備してくれた桜の花、蝋梅、ネコヤナギが飾られました。橘梁盟さんの尺八「早春賦」でオープニング。国会から駆けつけてくれた大門みきし参議院議員は「アベノミクスを斬る」と題して復活した安倍内閣が進めようとしている政治の内容をユーモアを交えてわかりやすく語りました。

 

政治の流れははますます自己責任が強調され、自己負担が多くなる。たとえば、

 

混合診療は医者にかかる時に自己負担が多くなり、がんの治療を受ける時に「あなたは2百万円コースか、5百万円コースか、どちらの治療を選ぶか」と、まさに命も金次第です。原発も事故でこれだけ被害が大変になっていて、事故の原因もわからないのに再稼働や新たな建設もありうるといっているのは結局「原発を海外に輸出して儲けよう」ということがあるから。民友新聞アンケートに福島県原発10基はすべて廃炉にと75%の方が答えている福島県民の思いとは全くかけ離れているのです。

 

 「放射能からきれいな小国を取り戻す会」の皆さんの発表、あんぽ柿農家の氏家さんの発表とそれぞれ大変すばらしいものでした。

 

 私たちはあきらめない、泣き寝入りしない、胸にしまいこんでしまわずに語り、話し合い、学びあって、二度と悲劇を繰り返させないために、つながって行動していく、決意を新たにしました。

 

 戦後、多くの人々の命を奪い、語りつくせないほどの苦しみを人々に与えた戦争をなぜ止めることができなかったのかとの問いがありました。国策として進めてきた原発も同じだと思います。二度と悲劇を繰り返さない。私たち女性が戦後手にした選挙権で審判を示す参議院選挙まであと5か月です。