あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

厳しい教育環境で学ぶ子ども達ー仮説の富岡町小・中学校・幼稚園

 4月22日、午後からは神山えつ子団長とともに三春町の曙ブレーキ工場跡に設置されている富岡町小学校、幼稚園、中学校を視察し、校長先生から状況を伺いました。原発事故による避難生活で厳しい状況に置かれたのは大人たちと共に子どもたちだということを改めて思いました。これまでの友達もそれぞれ避難して、それぞれのの場所で暮らし、学び、生活をしている。遠くは大玉村の仮説からバスに乗って、1時間かけて通ってくる。小学生は少し広いところで(入学式も卒業式もみんながあつまる時に使う部屋で、レスリングのようにじゃれあったり、ボールを投げ合ったりしながら、汗をかいて元気に遊んでいました。あまり高くない天井は裸の電球が並んでいて、勢いよくぶつかったりしたら危ないなと思いました。体育は週に一度バスに乗って出かけるとのこと。中学生は部活をやれないとのこと。先生方はこのような状況だから、子どもたちに寄り添う教育をと頑張っておられましたが、この時期、心身ともに成長する時期の教育環境としては大変厳しいと思いました。もっと広いところで、自然の空気を吸って、かけっこさせたいと思いました。