あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

鈴木信さんお別れ会

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 9月1日、元日本共産党県委員長の鈴木信さんのお別れ会が開かれました。鈴木信さんとの最初の出会いは確か、私が短大を卒業して家に戻り、最初の衆議院選挙で候補者の信さん夫妻を迎えて、保原町後援会で焼き肉パーテイを取り組んだ時だったと思います。霊山玉野の沼のほとりで、タラの芽など山菜を採ってきて参加者みんなで食べました。10人ぐらいの参加だったと思います。その後、青年後援会でダンスパーテイを太田小学校体育館で開き、当時、学生だった信さんの息子さんにギターを弾いてもらいました。当時の私の日記には「信さんを当選させるために頑張らなければ、、、」と書いてありました。その後、私は35歳の時に日本共産党福島県女性児童部長として専従になりましたが、その時の県委員長が信さんでした。戦後最大の謀略事件。無実の罪を着せられ、その首謀者として死刑宣告を受けた信さん。家族の皆さんも大変なご苦労だったと思います。「無実の者を死刑にするな!」と世界にも知れ渡る運動で無実を勝ち取った松川事件。14年もの間、獄中にとらわれ、その大黒柱として戦いぬいた信さんを周りの方たちは信頼を込めて「しんさん」と呼んでいました。本名は「まこと」ということを知ったのは最近です。私は一緒に仕事をさせていただいたことを誇りに思っています。私は当日、体調がすぐれず欠席となった妻の八重子さんの挨拶文を代読しました。「93歳と長い人生、いつも多くの皆さんに守られ、助けられ、励まされ、幸せな人生でした。皆様に心より御礼申し上げます。」