あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

日本を憎悪と報復の国にしてはなりません

 

安倍政権は7月1日(火)日本をまた戦争する国にする「集団的自衛権行使」を容認して、解釈で憲法を変える閣議決定公明党の合意を得て強行しようとしています。日本の国が責められてもいないのに、自衛隊を出して、武力行使を行う。殺し殺される国になることに反対と怒りの声が急速に広がっています。このような中で、福島県議会では自民党から「集団的自衛権の行使容認について国民への十分な説明を求める意見書」が提出されました。私が担当している総務常任委員会で、私は訴えました。日本の憲法は日本人300万人、アジアの人々2千万人の尊い命が犠牲にされた、この痛苦の体験を教訓にしてつくられたもの。この悲劇を繰り返してはならない。日本のありようを根本から変えることを憲法を変えずして、解釈によって進めようなどとんでもありません。このような意見書を福島県議会で採択することは福島県議会に汚点を残すことになります。しかし、7月1日の総務常任委員会では9人のメンバーのうち、共産党の私と民主党の2人で3人が反対、未来ネットは退席、自民党4人の賛成多数で可決となってしまいました。明日2日の本会議で可決させないための攻防となっています。全国の地方議会でも「海外で戦争する国となる集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の見直しは行わないよう強く要望する」(札幌市議会)などの意見書が可決され、5月で62から6月で192と3倍に増えました。岐阜県議会でも反対の意見書が自民党提案で可決されています。福島県が容認の意見書可決となれば恥ずかしい限りです。福島県原発10基廃炉の意見書も常任委員会で否決され、翌日の本会議で一転して可決となりました。最後まで自民党公明党に働きかけます。