あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

農林水産常任委員会の現地調査ーいわき市小名浜港いわき丸、魚市場

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船の中から左側の魚市場を見る。

  12月22日(火)農林水産常任委員会の現地視察で新しくなった福島県漁業調査指導船いわき丸と凍結品荷捌き施設、福島県漁業協同組合連合会地方卸売市場を視察しました。本県は親潮黒潮がこうさつする「潮目の海」として恵まれた漁場環境にありますが東日本大震災原発事故によって大打撃を受け、漁業は長期にわたる操業自粛・出荷制限からまだ本格操業が戻っていません。大震災の津波で沈没した「いわき丸」が新しくなり、海洋環境調査などが始まっています。いわき丸は最大で17人が宿泊できる用意があるとのことでした。放射性物質の調査などを行っています。

 小名浜魚市場は衛生的な最新の設備ができていましたが、本格操業を待ちわびている風景に見えました。小名浜の主力であるかつおは原発事故前は2千トンの水揚げがありましたが、現在は7百トン(事故前の35%)さんまは事故前4117トン、現在1137トン(28%)です。本格操業の見通しはまだついていません。

 帰り道のバスから小名浜東港・人工島の橋が姿を現していました。間もなく完成の所まで出来上がっているようです。自民党議員からここまで出来上がっているのだから「阿部さんも反対するわけにいかないだろう」との声があがりました。