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あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

3.11かけがいのない大切なものを奪われました。-二度と悲劇を繰りかえすまい

 東日本大震災原発事故から5年目の3月11日が巡ってきました。改めて犠牲となられた方々に哀悼の意を表し、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。

 復興、復旧のために日々奮闘されている関係者の皆さんに敬意を表します。

 福島県地震津波に加えて原発事故が重なり、しかも、4基の原発が過酷事故という世界でまだ経験したことのない重大事態に見舞われました。いまだに県民約10万人が県内外に避難生活を強いられ、この5年間で自殺者が80人、孤独死66人(朝日新聞)、震災関連死2031人となりなお増え続けています。

 大打撃を受けた農林水産業も観光や自営業などの産業もまだまだ原発事故前には戻っていませんが避難指示解除と共に賠償打ち切り、住宅支援の打ち切りなど、福島切り捨てが進められています。汚染水対策や中間貯蔵施設整備問題など、原発そのものの事故収束の見通しも見えません。このような中で安倍内閣は原発再稼働に走っています。

 この間、原発問題では重要な動きがいくつかありました。

◆2月24日東電新潟県技術委員会に追及されて、実はメルトダウンを判断する社内基準があったが、その存在を知らなかったと発表。「日本原子力開発機構」の上級研究主席を務め、チェルノブイリ原発などの事故解析をしてきた田辺文也さんは「事故時運転操作手順書」のマニアルに基づいて対処していれば2号機、3号機のメルトダウンは回避できたのではないかと発言。

◆2月29日 事故を引き起こした津波は予測できたのに対策を怠っていたとして当時の東電役員の刑事責任を問う初めての裁判が東京地裁に強制起訴されました。

◆3月9日滋賀県大津地裁関西電力高浜3,4号機は安全性が確保されていないとして運転停止を求める仮処分を決定。稼働中の原発が停止は初。

原発事故の体験を経て、国民の「原発安全神話」は崩れたといえるのではないでしょうか。二度と福島の悲劇を繰り返さない。原発ゼロの実現へ力を合わせましょう。