あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

学校の統廃合については住民合意で実施すべきー伊達の教育を考える会

 9月3日(土)霊山中央交流館で伊達の教育を考える会、霊山地区会議が開かれました。石田地区のみなさんや小国地区のみなさん、福島市の大波からも出席され、伊達市の計画について、どう考えるか、疑問や確かめたいこと、思っていることなど懇談を行いました。伊達市教育長が「教員組合の教師の声は聴かない」と発言したことや伊達市が地域の住民説明会を開かないなどはとんでもないと思います。参加者のほとんどの方の意見は地域を守っていきたいから学校はなくしたくない。との声でした。福島県原発事故の影響も色濃くあります。避難している人たちが戻ってきていない所や、これからどうなっていくのか予測できない所もありまあす。「限界集落」の著者、山下祐介氏は「地域に学校がなくなれば、子育ての世代を引き留めておくことは相当に難しくなるでしょう。」「学校がなくなることは、進行中の少子化を間違いなく加速させます。」と述べています。拙速に、上から決めたことに従ってもらうではなく、少なくても関係者が、みんなで考え、時間をかけて、合意に基づいて進めるべきことではないでしょうか。