あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

ありがとうございました。原田のぶおさん

 突然の訃報でした。原田信夫さんは病院に行こうと家を出て、倒れてしまったそうです。

 昭和4年に生まれたのぶおさんはきみさんと結婚され、二人の子どもさんに恵まれました。息子の俊広さんは福島高校を卒業し、法務局に努めましたが、間もなく民主青年同盟の専従になりました。最初は驚いたようですが、息子さんが平和で住みよい社会をつくるために社会進歩のために頑張る生き方を選択したことを理解し、支援してきました。きみさんと力を合わせて働き、保原町に家を求めて、移り住んでから20年になりました。いつもあたたかい支援をいただいてきました。

 私が国政選挙に立候補した時に、街頭の訴えをじっと聞いていてくれている人がいました。終わると拍手をしてくれます。宣伝カーは町から町へ移動して走ります。宣伝カーの後ろをバイクで走り、次の町でも、その次の町でも聞いてくれました。それが原田のぶおさんでした。選挙の時のチラシまきも、私の息子とこの地域、あの地域とこつこつと地図を塗りながら取り組んでいました。コーヒーが好きで、豆を挽いて入れてもらいました。寒い時に温まるからとラーメンを作ってくれてごちそうになったときもありました。本当にありがとうございました。今、大事な時、遺志を継いで頑張ります。88年間ご苦労様でした。