あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

家の前の道路に1Mを超える段差、喜多方市高郷町揚津地区の地滑り、避難者に不安な思いを伺う

 6月2日(土)日本共産党の元高郷町町議の佐藤常子さんと会津地区委員会の案内で、喜多方市高郷町揚津地区の地滑り現場の調査を行いました。前日の県の担当者の説明では367号線が通行止めになっていて、現場に行くのは難しいかもしれないとのことでしたが、現地をよく知る佐藤常子さんの案内で、遠回りをして、現場につくことができました。途中、阿賀川の対岸では国土交通省の方たちがボウリング調査の準備をしていました。

 避難勧告を受けた上野さんは市営住宅に避難されていると伺っていましたが、ちょうどご夫婦や親せきの方たちが自宅におられて、話を聞くことができました。

 今年は例年になく、大雪で軒下まで雪が降り積もり、雪の壁に囲まれ、除雪機も効かなくなるほどだったそうです。雪解けは一気に溶けたそうです。何かこんなことも影響があるのではないのかと上野さんは語っていました。

 上野さんのそばの道路が1M以上、2Mあるかと思えるほど段差ができていて、道路に亀裂が何本も入り、ブルーシートで覆われていました。家の中にも亀裂が入っているとのことでした。上野さん宅の庭から遠くに確認できる田んぼの段差も大きなものでした。他にも地滑りの範囲は広範囲で、まだ動きが止まらず、これから先がどうなっていくのかがとても不安で、何もする気になれないと語っておられました。

 傾いている鉄塔は電線を外し、家のすぐそばにある鉄塔から解体が始まっていました。

 原発事故の避難者の方たちが盗難の被害にあいましたが、上野さんのところも、全く知らない人が家をのぞきにきたりしているので、防犯対策をお願いしたとのことでした。困った目にあっている人に更にひどいことをする全く情けない世の中だと思います。

 当日は畠副知事が朝8時ころに現地調査を行いましたが、私たちはそのあとに現地に行きました。

 

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