あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

沖縄「慰霊の日」中学3年生の平和を祈る詩「生きる」に感動。この青に囲まれた美しい故郷から。真の平和を発信しよう。

 沖縄戦から73年を迎えた「慰霊の日」に朗読された中学3年生相良倫子さんの詩「生きる」に大きな感動をもらいました。この瞬間を生きる愛おしさが、沖縄戦で奪われた私と何も変わらない、懸命に生きる命だったことに思いをはせ、戦争の無意味さを、平和の大切さを詩いあげています。これからも、共に生きてゆこう。この青に囲まれた美しい故郷から。真の平和を発信しよう。一人一人が立ち上がって、みんなで未来を歩んでいこう。と呼びかけています。

 本土決戦をできるだけ伸ばすために犠牲になった沖縄。沖縄戦で20数万人、5人に一人が犠牲になっています。翁長雄志知事の「平和宣言」でも述べられていますが、日本の面積の0.6%に過ぎない沖縄に、米軍専用施設面積の約70.3%が占められています。

 私が沖縄のことを具体的に知るきっかけになったのが、青年の時の歌劇「沖縄」の出会いでした。オルグに来られた若い女性の方から土地を米軍基地に取り上げられてしまい、農民の方たちがi伊江島から那覇の町へ出かけてむしろに座りこみ、現状を訴え続けてきたことを知りました。私たちは沖縄の想いを合唱で歌いあげました。「辺野古に新基地をつくらせない」沖縄の決意と原発ゼロを発信する福島の決意を重ねた「慰霊の日」でした。