8月4日に霊山町で開かれた「ご苦労さん会」、「今度はさおりさん」の県議会選挙です。
参議院選挙の感想を出し合い、県議選の奮闘を誓いました。
74年前の8月6日、午前8時15分、世界で初めて原子爆弾が広島に投下されました。9日は長崎に投下され、瞬時にしてヒロシマもナガサキも壊滅され、その年の末までにヒロシマで14万人、ナガサキで7万人が命を落としました。被爆者はその筆舌に尽くしがたい体験を人々に伝え、核兵器が人類と共存できないことを訴え続けてきました。
「ノーモアヒロシマ・ナガサキ」「再び被爆者をつくるな」の声は世界を動かし、2017年、7月7日、歴史上はじめて核兵器を法的に禁止する条約をつくり出しました。
核兵器禁止条約は、着実に参加国が増え、今70か国が調印、23か国が批准しています。しかし、なさけないことに、世界で唯一の被爆国である日本がアメリカの「核の傘」にしがみついて禁止条約に反対しています。
今年も北海道礼文島を出発した国民平和大行進が「核兵器のない平和な社会」を訴えて行進しました。被爆者の声に耳を傾け、核兵器のない非核平和の日本にするために力を合わせましょう。
7月23日(火)~25日(木)、県議会土木常任委員会の県外視察が行われました。
胆振東部地震対応、支笏湖公園自転車道線整備、千歳川治水事業、明治32年以来開港100周年を迎えた小樽港の港湾整備、国管理ダムで全国初の嵩上げを行っている新桂沢ダムのダム再生事業を視察しました。
胆振東部地震の大規模な斜面崩壊で、河道が閉塞、山が350メーター移動するという自然の力のすさまじさ、車で走っても走っても続く、6000か所以上の斜面崩壊の規模の大きさにただただ驚くばかり、42人の犠牲者が出ましたが、このような突然襲われる災害対策をどうすればいいのか考えさせられます。どなたかの書で「危険なところに住まないこと」というのを読み、なるほどと同感しましたが、現実問題になると色々な角度からの検討が必要と思います。川の決壊や土砂災害を避けるための対策。危険が予想されるところの建築許可の規制や人間社会に求められている温暖化対策など、必要なことがいろいろ浮かんできます。戦争や原発事故など「人災」に真剣に向き合うことなど、思いは際限なく広がります。職員の方に「胆振東部の災害の大きさに驚きました」と感想を述べたら、「東日本大震災はもっとすごかった。石巻に行きました」との返答が帰ってきました。改めて、わが、福島県に起きた、大震災、原発事故を思い知らされました。
お寄せいただいたご支援に心から御礼を申し上げます。日本共産党は7議席にとどまり、水野さち子候補は当選に及びませんでしたが、県民から寄せられた熱い期待を今後に生かし、住民の皆さんの命と暮らしを守るためにさらに頑張ります。
今度の選挙で政治改革の流れは市民と野党の本気の共闘にあることが一層鮮明になったと思います。安倍政権下での「改憲勢力」は81議席となり、非改選と合わせた議席が国会発議に必要な三分の二(164議席)を割り込みました。しかし、今後国民民主への働きかけなども予想され、安倍政権の改憲の狙いを広く国民に知らせながら、二度と戦争をしないと誓った「日本国憲法」を守り抜く活動を一層強めなければならないと決意しています。
今度は秋の県議会選挙で必ず大橋さおりさんを当選させる選挙です。お力をお貸しください。