あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

未曾有の大震災、みんなで「絆」を大切に乗り越えよう!

 Dscf8346_2東日本大震災は突然やってきました。地震は大津波となって、家を、人を、町を飲み込み被害は未曾有のものとなりました。さらに原発事故が加わりました。放射能汚染による生乳やほうれん草の出荷停止など新たな課題も突きつけられています。放射能汚染はこの先どうなっていくのか、原発事故は心配していたことが現実になってしまいました。これは人災です。英知をすべて結集して終息してほしい。

私は切ない思いを抱えながら避難所を訪ねて要望や話しを聞いています。すっかり家を流されてしまった人、家族が波にさらわれてしまった人、着の身着のままで避難してきた人たちが身を寄せ合っています。故郷に戻ることが出来るのかなど不安の中で日々を送っている方々が、「あ  ったかいものが食べたい!」「もう何日もあったかいものを口にしていない」と遠慮がちに言われます。せめて早くこたえてあげようと農民連から届いた材料で、野菜いっぱいの豚汁提供を保原町ユーユー体育館(117人)と梁川高校体育館(150人・農民連のみなさんと一緒に)、梁川町体育館(300人)で行いました。梁川町体育館は500人用の大鍋で、避難所前でつくりました。若者が「今日の炊き出しは、今までの避難生活の中で一番熱かった」と感想を述べてくれました。

Dscf8349あべ事務所では地震の翌日3月12日から、水道が通水する18日まで毎日おにぎりの炊き出しをしました。秋田県から届いた選挙の必勝米「あきたこまち」など一俵の米を握りました。スタッフの野口さんは朝早く取りに来る人のためにと夜まで握って準備しました。一人暮らしのおばあちゃんや、保育所の保母さんなどにも「ありがたい」と喜ばれました。他にも、崩れた瓦の応急手当に組を作って出かけたり、あべ事務所も、全国各地でも、議員さんを先頭に救援活動の毎日です。