3月4日、国道114号線、小繋トンネル貫通式に出席し、挨拶をしました。かつてトンネル工事は女人禁制でした。トンネルを抜ければそこには道はなかった、と行き止まりのトンネル工事に疑惑が深まり、裁判となった大玉村の現場を見に行ったときに、結局、女性は入ることならずで中を見ることはできませんでした。そのことを思うと男女平等の考え方も前進してきた時代の変遷を感じます。114号線は原発事故が起きて、浜から逃げてくる人たちの避難道路になりました。古川川俣町長は挨拶で命の道だといわれました。地元の人たちにとっては急カーブが多く、坂道で特に冬場は凍結、スリップととても危険な、難儀な道路です。期成同盟を作って早期着工、完成を要望してきました。川俣町では山木屋の皆さんが飯館村に続いて避難生活を余儀なくされています。この道路が早く完成して復興道路としての役割を果たしてほしい、希望につながる道になることを願っています。