あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

原発事故は「人災」、国と東電に向けてひとつになって闘おう-川俣町原発事故被災町民大会

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 3月3日(日)川俣町・川俣町議会が主催をして原発事故被災町民大会が開かれました。来賓代表あいさつを東電福島第一原発事故被災市町村議会連絡協議会会長の飯館村議会佐藤長平議長が行いました。「福島原発事故は人災であります。私たちは何をした訳でもない。私たちは一つになって、政府と東京電力に対して闘わなければなりません。私ども自治体の代表、議会に与えられた使命であると思います。」とあいさつをされました。

女性代表、青年代表、自治会連絡協議会代表が意見発表を行いました。青年代表は山木屋太鼓の遠藤元気さんでした。川俣町小島JA支所跡に避難をして太鼓活動を続けることを受け入れていただいている皆さんに感謝を述べ、音楽の力は心の復興につながるとふるさと山木屋への思いを語りました。第2部の基調講演は高成田享さん、かつて、テレビ朝日のコメンテーター、朝日新聞ワシントン論説委員でもあり、アメリカの9.11同時多発テロの時には現地で遭遇。東日本大震災復興構想会議のメンバーでしたが、この会議がなくされてしまったとの不満から話が始まりました。プロクルステスのベットの話を例にあげて国のやり方に合わせようというやり方を批判し、現場に主権をわたし、被災地の広域性、多様性を踏まえつつ地域コミニティ主体の復興を基本にすべきと語りました。復興の柱は内需型開発であり、川俣町の青い鳥、川俣シャモ、絹織物、HABUTAI,コスキン音楽祭などを大きく育てることを語りました。最後の〆が自助の精神とは物足りなさを感じました。