あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

あったかい木造の応急仮設住宅視察

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 現場に来て、木の香りにまず、癒されました。ウッドデッキを歩いて家に入るとまきストーブがあり、無垢の床はとても柔らかく、肌触りの良さを感じました。11月19日、森林・林業活性化推進福島県議会議員連盟郡山市希望が丘にあるログハウス展示場の現地調査を行いました。ログハウス応急仮設住宅について日本大学工学部准教授の浦部さんや建築工房嶋影さんの話を聞きました。仮設住宅はまず、全体の配置が大切。5年は住むことになるだろうということを予想して、野菜をつくる畑のことや、小規模コミニテイをつくりやすい家の配置や、最後の後始末としてごみを出さない、再利用可能な住宅。後で復興公営住宅として利用できるものにして、再循環型社会をつくる方向を実践できるものにすることが大切。との考え方は大変うなづけるものでした。福島県は応急仮設住宅の木造建築が47.3%と岩手県26.7%や宮城県13.0%と比べても高い比率にあるのはこのような方たちの努力があってこそと思いました。

 地域の経済発展にも生かせる県産財を活用した公営復興住宅を積極的に取り入れることに力を入れるべきと思います。