あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

イノシシの被害対策は今、正念場―現場に沿った積極的な対策を

2月20日(金)伊達市伊達郡の議員の皆さんと有害鳥獣被害対策の申し入れを行いました。原発事故以降、特にイノシシ被害が深刻になってきています。農家の耕作意欲の低下につながり、耕作放棄地につながっています。住民の生活を守り、地域社会の安全を確保していくために当面の対策として三点の申し入れを行いました。

 1。有害鳥獣対策の抜本的強化に取り組むこと。

 2.有害鳥獣対策の抜本的強化を進めるためにも、それにふさわしく予算の拡充を行うこと。

 3.西日本の取り組みに学んで侵入防止柵対策を積極的に取り組むこと。

 桑折町では町長はじめ町議会で滋賀県大津市米原市の対策を調査してきたことを紹介し、福島県でも「侵入防止柵対策」の積極的な取り組みを要望しました。田畑を囲む今までのやり方から、山から里に出てこないように山に防護柵をつくり、生活圏全体を守る西日本のようなやり方を取り入れる状況に来ているのではないかということが話し合われたのが今回の特徴であったと思います。川俣小島では1町5反コメ作りをしていたのがイノシシ被害で5反になってしまっている。との現場の深刻な状況が語られました。

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