あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

漁で生きる新地町の漁師たちの心意気、受け止めました。

 7月7日(金)午後7時の最終上映に何とか間に合いました。東日本大震災の時に、漁師たちは沖に船を出して多くの船を守りました。しかし、原発事故による操業停止の日々、がれき撤去などの仕事をつなぎながら海に出る日を待つ。新地町で代々つながれてきた漁師の暮らし、会話のはしばしに、飾り気なく、伝わってくる暮らしぶり、「安波祭」の様子、汚染水対策をめぐる国、東電との交渉シーンは迫力ある勢いで迫ってきます。汚染水を海に流すことに抵抗する会長の怒りの声、「原発事故からまだ3年、これから復興へ、事故収束へ何年かかるかわからないのに放射能汚染水を海に流し、海を汚すなんて何を考えているのか。承知できない。」「もっともだ!」

 原発事故から3年半の漁師たちの記録、「復興」を問いかけています。

 最終上映が終わって、思いがけず、監督の話、舞台挨拶がありました。1983年生まれの若い監督です。東日本大震災から4年半かけて映画「新地町の漁師たち」を完成させて、初監督の作品で第3回グリーンイメージ国際環境映画祭でグランプリを受賞しました。

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