7月7日(土)第61回福島県母親大会、第32回郡山市母親大会が開かれました。
全体会のオープニングは郡山市の「やまびこ太鼓」でしたが、知的障害を持つ子どもさんたちとお母さんたち総勢20人を超えるばちさばきは見事なものでした。それぞれの姿から障害をものともしない一生懸命さが伝わってきて、素晴らしい演奏でした。
元福大学長今野順夫さんの記念講演「憲法が生きる社会づくり」からも沢山学びました。日本の憲法はアメリカに作ってもらったものだから日本にふさわしいように変えなければならないという方がいますが、映画「日本の青空」にも描かれているように日本人がしっかりかかわってきた憲法であることもよくわかりました。
福島県が誇る三人の鈴木さんの話が印象に残りました。①鈴木安蔵さん(小高町出身、憲法研究会で憲法草案を提案)②鈴木義男さん(白河市出身、憲法25条第1項を憲法に入れた立役者)③鈴木節子さん(岩城女子高卒、住友セメントから結婚退職、解雇を迫られて裁判に訴え違憲判決を得た。これを契機に結婚退職が少なくなった。)
日本国憲法の持つ平和、民主主義、人権など暮らしに活かす大切さを学びました。
今野さんが女性議員がまだまだ少ない、皆さんはどうして立候補しないのですか?の問いかけも印象に残りました。