あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

若者や女性が活躍できる社会への支援策は共通する切実な課題ー北海道・東北六県議会研究交流大会

 8月31日(金)山形市で北海道・東北6県議会議員研究交流大会が開かれました。日本共産党県議団からは私と宮本(福島選出)宮川(いわき)の3人が参加し、私は第2分科会「若者や女性が活躍できる環境の整備について」に出席しました。

 各道・県からの取り組みについて発表がありましたが、現在の若者や女性が置かれている環境状況は非常に厳しいものがあるということが見えてくるものした。

 今回初めて、宮城県青森県から若者のひきこもり支援についての報告がありました。北海道では270ある市町村の内、154市町村で子どもを産む分娩可能な医療機関がないこと、分娩可能な医療機関までの距離が50KM以上の市町村が48市町村で、妊産婦の負担や不安を軽減する取り組みが切実であることが報告されました。産科の医者がいなくなって子どもを産めるところが無くなっている問題は宮城県からも発言がありましたがわが県でも、共通する切実な問題であることが浮き彫りになりました。

 東北で主要な産業である農業分野でも若い人たちの後継者がいなくなっていて、切実な課題であること。若者の不安定雇用が多くなっている事も国の政策の問題であること等、私の発言と共通する意見も出されました。私は中山間地域で地域の力で有機の里づくりに取り組んでいる二本松市東和町の活動を紹介しました。

f:id:abe-yumiko:20180903181214j:plain

f:id:abe-yumiko:20180903181757j:plain

  参加者の北海道の佐藤弘美道議、秋田の加賀谷千鶴子県議と一緒に。