あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

人口減少対策や過疎地域対策の面から何とか道路整備ができないものでしょうか。

 10月10日(水)丸森・霊山線全面改良事業促進期成同盟会総会が丸森町役場で開かれました。笹峠は通行不能であり、事業促進は長年の要望ですが、ほとんど前進が見られません。福島県側、宮城県側両県の取り組み状況について報告があり、質疑応答では宮城県丸森町町議から、筆甫の出身とのことですが筆甫にとっては唯一の生活道路であり、どうすれば整備が促進されるのか、よい考えはないかとの意見がありました。福島県議会で、この道路について取り上げたことがあるのはS30年、S45年県議会で意見書が採択されているとのことでした。

 丸森町霊山町はかって人的交流もさかんで、現在は通行不能となっている笹峠を歩いて丸森町から霊山町にお嫁に来たおばあちゃんの話を聞いたことがあります。来訪者が100万人を超えたという霊山道の駅に行くにはこの峠が最短距離であり、経済交流や救急医療の搬送や防災の面などから改良事業に取り組めない者かなどの意見が交換されました。丸森町から伊達市へ行く道が12本あるうち、通行不能はこの道のみです。