92歳の母が88歳のころから書き溜めてきたものを本にして出版しました。女学校を卒業して18歳で嫁いだ製糸工場の盛衰、統合失調症を次々と発症した子らと悪戦苦闘しながら障がい者の通所施設を立ち上げてきたことなど、いつも前向きに生きてきた思いが詰まっています。あまりに大変なことばかりで、「大変」という言葉はしまってしまい、言わないことにしたといっています。ご近所の皆さんや障がい者の関係者や医療生協の皆さんやいつも色々とお世話になってきた共産党の方、親戚など、出席をしていただきました。母の記憶をたどって書き留めた戦後の保原町商店街マップや保原町蚕物商マップは貴重な記録になるかもしれないと思います。
東京の孫も駆けつけてくれてふたりで曾ばあちゃんへ花束贈呈をしてくれたことが私もうれしかった日でした。