9月23日ニユーヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットでのスエーデンの16歳、グレタ・トウンベリさんの訴えに「その通り」という共感と感動を覚えました。
各国の首脳を前に涙ながらに訴えるグレタさん。「被害を受けている人たちがいる。死につつある人たちがいる。生態系全体が崩壊しつつある。30年以上、何の曇りもなく科学は示してきたのに、どうすれば目をそらし、これで十分などと言えるのか」
グレタさんは、「私たちは大量絶滅の賭場口にある。でも、皆さんが口にできることと言えば、お金の事と、経済成長は永遠に続くというおとぎ話だ」と声を震わせながら、怒りの訴え。「もし私たちを裏切ることをえらぶなら、私たちは皆さんがこの問題から逃げることを許さない」と地球温暖化を1.5度未満に抑えるというパリ協定の目標達成への本気の対応を追求しました。
二酸化炭素排出量の上位の中国は新たな目標を出さず、米国は温暖化そのものを否定し、パリ協定からの離脱を表明しています。日本の安倍晋三首相は恥ずかしいかな、出席しませんでした。
スイスの氷河が500か所も消滅してしまっている現実。あの真っ白い、山々の氷河の姿が見られなくなってしまっていることを真剣に捉え、地球温暖化を促進させないために実践をすることが地球を守る世界の課題であることを改めて指摘してくれたグレタさん、ありがとう。