台風19号の床上浸水の被害を受けた家屋のかたづけは本当に大変です。濡れた畳や家具などは粗大ごみです。「電気釜や冷蔵庫、洗濯機など電化製品は全部だめになってしまった」と肩を落とす方、作業の機械は洗えば使えるものもあるかもしれないと水洗いをしている大工さん、何しろ水につかったものはほとんど捨てるしかありません。梁川町の塩野川の越水による浸水被害の町裏地域は二階まで水につかり、Tさんはボートで救助されました。水が引いてからゴミ出し作業が行われていますが、物凄い状況です。
知人、友人の方たちが支援に駆けつけています。あまり知り合いが多くない高齢者のお宅の支援が必要です。大橋さおり事務所の人たちでゴミ出し支援に駆けつけました。
市でもボランティアの募集が始まり21日(月)は自衛隊や支援の皆さんたちが清掃やゴミ出しに取り組みました。それでも泥だらけになった家の掃除などまだまだこれからです。中山間地の土砂災害や土砂による農地被害など全容がまだ把握しきれないところも残されています。4年前と同じ場所でさらに大きな浸水被害を受けたNさんは「ここに住み続けていいのか考えてしまう」と語りました。日本共産党伊達市・伊達郡の2回目の県への要望を24日に行います。