あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

保原町生活と健康を守る会総会、花見会―新しい役員体制で新たな出発

 5月13日(土)保原町生活と健康を守る会の総会と花見会が開かれました。古関会長の元、新たな役員体制が決まりました。これまで33年の長期にわたって奮闘してきた菅野富夫さんに代わって事務局体制が3人になりました。事務局長は伊達市議の近藤真一さんが勤めることになりました。これまでの頑張りを引き継いで、さらに大きな会に発展することが期待されています。

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甚大な被害にならないうちに整備促進を、東根川広域基幹河川改修事業整備促進協議会総会開会

 5月13日(金)伊達市役所で平成29年度「東根川広域基幹河川改修事業整備促進協議会総会が開かれました。保原町富沢黒森を起点に延長16キロメートルの一級河川で、地域に恵みと潤いを与えてきた重要な河川ですがこれまでもたびたび浸水被害が繰り返されてきました。近年の異常気象の元で整備促進が急がれています。しかし、あまり変化のない要望書を毎年提出しているのです。予算をいかに確保するかが問題の所だと思います。予算は生活、暮らしを優先に、切実です。

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北海道道議団視察に同行、除染土のフレコンバックの山や放射線量測定結果に驚きの声

  5月9日(火)北海道議団が福島に視察に来られ、同行しました。午前中に県からの説明を受け、午後は3月31日に避難指示解除となった飯館村に入りました。菅野村長が苦難の6年を経て村へ戻った決意などこの間の思いも率直に語りました。「物事はバランスを考え、経過の中で決していくしかない」と語り、懇談の最後に「帰ってくる人も、帰ってこない人もどちらも支援をしていく」と語りました。その後佐藤八郎前村議から説明を受け、村民の方の声を聴きました。持参したガイガーカウンターで測定すると、役場の前に掲示されている放射線量より10倍も高い数値が測定されて、北海道議団の皆さんは驚いていました。いたるところに除染土を詰めたフレコンバックが積みあがっている光景に衝撃を受けたと語っています。現場を見ないとわからないことを実感したとの感想も聞かれました。

 その足で、梁川町の借り上げ住宅に避難して、週3回か4回、飯館の家に通ってきている菅野今朝男さんを訪ね、話を聞きました。田畑を眺めることができる眺めの良い家の庭で9人の孫たちの家族とバーべキューをやる楽しみもなくなってしまった。孫たちも来なくなった。まだ帰れない状況を伺いました。飯野町にある仮設住宅にもうかがいました。

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