10月7日(日)快晴になりました。ほばら大泉グランドで平成30年伊達市消防団秋季検閲が行われました。消防団員の皆さんのきびきびとした消火活動の姿など頼もしく拝見しました。団員が少なくなっていることはどこでも共通する課題になっています。行進する団員の皆さんの中に女性が一人だけ目に留まりました。
県議会総括審査会、宮本県議、避難住民主体の復興を
10月2日(火)総括質問に宮本しづえ県議が立ち、知事が4年間の県政を振り帰った県議会冒頭の演説で、被災者、避難者の苦しみに一切触れなかったことを批判。避難者が置かれた実情について知事の認識を正しました。南相馬や飯館、川俣、川内、葛尾は来年3月末で仮設・借り上げ住宅が打ち切られます。生活再建先の確認が必要な1246戸の戸別訪問の結果(8月末)は、約56%の避難者がまだ今後の生活拠点を決められないでいます。個別の事情により延長も可能となる特定延長の対象拡大を求めました。
東京電力に抗議の申し入れートリチウム汚染水処理の隠ぺいに怒り、海洋投棄せずにタンク保管の継続を
10月1日(月)東京電力にトリチウム汚染水処理の隠ぺい問題で抗議の申し入れを行いました。
東京電力福島第一原発事故で敷地内のタンクにたまっている放射能汚染水の約8割に、環境中に出す場合の基準値を超える放射性物質が含まれていたことを東京電力は明らかにしました。
これまでの説明では放射能汚染水を「アルプス」を通すとトリチウム以外の62種類の放射性物質を除去できるとされてきました。現在、アルプスを通した汚染水約94万トンを福島第1原発の敷地内にあるタンクで保管しています。このうち約8割の75万トンが基準値を上回る濃度だと推定され、中には2万倍のものもあり、これはストロンチウム90とのことです。このようなことが明らかにされずに、この汚染水を希釈して海洋に投棄するなどとんでもありません。日本共産党県議団は東京電力に来てもらい、抗議を行い、説明を求めました。
神山県議一般質問
9月25日(火)から一般質問が始まりました。3番目に登壇した神山悦子団長は避難者住宅、原発廃炉対策、医療・介護、障がい者や難病患者支援、子育て、教育について質問しました。
内堀知事は国が解除時期も示していないのに、帰還困難者への仮設・借り上げ住宅の無償提供を2020年3月末で打ち切ると表明しました。それが避難者の自立を後押しすることになるなどとんでもありません。最後の一人まで福島県民を路頭に迷わせないという言葉はどこに行ってしまったのでしょうか。血も涙もない仮設住宅打ち切りは許されません。
東京電力は北海道の震度7の地震を受け、第一原発の防潮堤を約10メートルの高さで新設する計画です。県議団はかねてから防潮堤の整備を求めてきましたが、東日本大震災では15Mの津波被害を受けています。10Mの津波被害を受けています。