あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

「原発ゼロ」の政治決断を政府に求めるべきでは

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 9月25日に開会された9月県議会の代表質問が始まりました。9月27日、午後1時から未来ネット本田仁一議員の次に日本共産党の私が質問に立ちました。30分に収まるように原稿を削り続けて準備しました。しかし、本番になったら出だしがゆっくりで、途中で少しあせり、早口で進め、何とかぎりぎりで30分以内に収めることができました。知事説明要旨では「復旧・復興に向けて着実に前進してきております。」とされています。現場の状況は知事のこの認識とはだいぶかけ離れているのです。私は今最大の問題としての即時「原発ゼロ」を被災地福島から発信することの重要性。福島の役割を強調しました。政府の2030年代の原発ゼロはまやかしにすぎません。大飯原発再稼働に踏み切り、原発を海外に輸出していくのです。中止されていた原発建設が始まります。これは50年代まで動くことになります。使用済み燃料の処理も技術的にも解明されていないままに「核のゴミ」がため込まれていく、原発を稼働していくには原発労働者が被曝をしなければ稼働できない。まして、日本は地震列島です。このようなものをやるべきではありません。一部の人たちの金儲けのために未来に負の遺産を残すべきではありません。被災地福島から原発ゼロを大きな声で発信する。福島の役割はとても大事ではないでしょうか。

 

 10月1日から福島県内すべての子どもたちの18歳までの医療費無料が始まりました。とても喜ばれています。しかし、これから長期に見守っていかなければならない問題でもあり、県民全体の問題でもあります。今回の代表質問では〇賠償問題〇除染問題〇労働者の命、健康を守る問題〇被災者・避難者問題〇再生可能エネルギー〇教育問題〇オスプレイ配備問題と低空飛行訓練問題を取り上げました。