10月19日、原発県連の東京電力・県交渉が行われました。原発建設当時から一貫して原発の危険性を訴え続け、地震・津波の対策についても、このままでは危険、チリ級の津波対策を2007年にも、その後も要望し続けてきました。それだけに、今回の原発事故については慚愧に耐えない原発県連の皆さん。いろいろな角度から反省をして初動の対応についても検証を加え、今後に生かさなければなりません。しかし、県の対応は本気で反省を加えているとは思えない態度です。スプイデーの問題もそうです。ヨウ素剤を飲ませる問題についてもそうです。三春町では町の判断でヨウ素剤を40歳以下の町民に飲ませることができました。県は何度も国に問合せをしたが、待っててくれとのことで返答待ちで終わってしまった。国には何度も言った。というのが県の回答なのです。何でも国の指示待ちなのでしょうか。その必要性を良く学んでいれば、緊急の事態に求められているできたのではないのか。自分の頭でしっかり考え、責任をもって行動する対応が必要であったことが教訓とされることではないのかと思いました。原発事故における初動対応が県としてどうであったのかしっかりと検証を行い、今後に活かすことが必要だと思います。