あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

旬の地元食材を活かす”春菊もち”―伊達市梁川町山舟生の皆さんの挑戦

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2月17日(日)に山舟生林構センターで開かれた山舟生地区明るく住みよい村づくり推進協議会30周年記念式典に出席しました。

 昨年は羽山神社の山車祭りやあじさい祭りに参加をしましたが、ふるさとの伝統を掘り起し、守り、明るく住みよい村をつくるために住民の皆さんが一体になって取り組んでいることに頭が下がります。あじさい祭りに初めて参加をし”ペット蛍”に点火をさせてもらいましたが、夕闇に浮き上がってくる光が点々と続く風景はとても幻想的で感動しました。点火したろうそくの数は震災で亡くなられた方々の数だそうです。各学校の卒業証書は山舟生和紙を使っています。

 この山里にも原発事故の被害がおよんでいます。放射能汚染物の仮置き場問題。あんぽ柿も原木椎茸も大打撃を受けました。仕事ができなくなってしまった中で営農生産部の皆さんの努力で栄養たっぷりの春菊を使った「春菊餅」が製品化されました放射能汚染でつくれなくなってしまった。「ごんぼ葉餅」に代わる製品として評判になっています。創意工夫を発揮して、これからを生きる子供たちや若い人たちが生き生きと輝いて生きることができる社会をつくるために頑張っていきたいとの思いを強くして山舟生を後にしました。