6月1日(月)南相馬市桜井市長と懇談を行いました。これまでも原発事故以来5年目の課題や要望を聞かせていただければと避難自治体の首長さんたちとの懇談を重ねてきました。避難解除が具体的な課題になってきている中で、率直な意見を伺いました。
何よりも強調されていたのは解除にあたって、20㎞を境に圏内、圏外の差別をしないでほしいと国にもお願いをしている。とのことでした。企業が戻るうえで障害になっていることは従業員確保についてであり、地元の有能な機械技術なども利用し、活用できるようにしてほしい。被害の実態に見合った賠償を行うようにしてほしい。農業や営業再開をあきらめざるを得なかった事情、などもよく見てほしい。子どもたちが戻ってきていて公立保育所も再開した。特に乳幼児保育を対応しなければならない。小児科の医者が足りない。看護師が足りないなどの意見が出されました。