11月30日(水)生業裁判第22回期日が行われ、私も裁判傍聴をしました。いつものように、あぶくま法律事務所に集合し、集会を開き、裁判所までデモ行進を行い、裁判に臨みました。来年に各地の原発訴訟裁判が結審を迎えます。千葉県で裁判を戦い、最も早く来年1月で結審を迎える千葉県の方たちや毎回、傍聴と支援に足を運んでくれる東京アンサンブルの若い劇団員の皆さんなど、全国各地からの応援は力強い限りです。千葉県で訴訟に取り組んでいる原告団の一人は「私は飯館から両親と私たち夫婦の四人で千葉県に避難しました。避難から2年目、3年目とあいついで、父と母を亡くしました。避難指示解除されても、家には戻れません。家の前70メートルぐらいのところに除染物を入れたフレコンバックが6万個も4段重ねでおかれています。福島に家を求めて、戻ってきたいと思っています」と涙ぐみながら話されました。
今回は三人の弁護士さんが総括的弁論を行いました。