福島県議会代表質問、第3日目、日本共産党の代表質問は宮本県議が立ちました。
県政の重要課題を網羅した迫力ある質問で、再質問再々質問で本県の緊急課題、福島第二原発の廃炉、自主避難者の住宅支援の打ち切りを止め、継続をと迫りました。仮設住宅、借り上げ住宅で3月31日以降の支援打ち切り後、行き先がまだ定まらない人は県の答弁では250人でしたが、会えずに未定の人も含めれば900人は未定です。透析を受けていて、ほかにはいく目当てがない、追い出されれば、ふるさと川内へ帰ることは死ににいくようなもの、当事者が語っている言葉です。議場の自民党から「その言葉は失礼ではないか」との声が聴かれましたが、当事者が行ってる言葉です。それだけ追いつめられているのが実態です。県が延長すると態度を明確にすればいいことです。国からの圧力に屈しているのでしょうか。被災者の立場に寄り添っての言葉は言葉だけなのでしょうか。福島県が県民の立場に立っているのかどうかが試されていることではないでしょうか。好きで避難しているのではありません。避難先もたまたまそこを選んだのであって、避難先によって3月31日以降の対応が違うことも前もってわかっているわけではありません。福島県は自主避難者の住宅支援は継続すべきです。
いわき市小名浜の東港(人工島)やイノベーションコースト構想がそれいけどんどんで、県民の切実な医療や教育、福祉が後回しになっている状況が浮き彫りになりました。