あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

日本一子どもを産み育てやすい福島県へ、今のままでは中身が見えません

 子どもを大切にしない国は人間を大切にするはずがありません。子どもを大切にしない国に、豊かで明るい未来はないといえるでしょう。しかし、今、日本の子供たちを取り巻く状況は暗く、厳しい話にあふれています。2月県議会、宮川議員の一般質問でも子供の貧困問題を取り上げましたが、日本では子どもの6人に1人が貧困状況にあるとされています。福島県警の調査では2016年児童虐待通告が前年より445人増えて573人と大幅に増えました。子どもの面前でのDVも数えられるようになったためとされていますが、親もゆとりがない表れといえるのでしょう。さらに福島県では、6年目にして子供たちのいじめが表に出てきたように原発事故による様々な要因が重なっています。

 浪江町対馬から避難しているAさんは「震災当時、小2・小1・保育園・2歳の孫と長男夫婦と暮らしていた。避難の過程で息子夫婦は離婚、4人の孫を親代わりに育てた。転校先で体操着が机やいすの雑巾代わりに使われ〇〇菌と呼ばれ孫は追い詰められた。」原状回復を求める生業裁判に加わり、「故郷に帰れるから頑張ろうという姿を孫に見せたい。よるべなき精神の放浪が、幼い者たちから年配者まで苦しめている」と訴えています。

 すべての子どもたちが、すくすくと育つことができる社会にするために、格差が広がる安倍暴走政治をなんとしても変えましょう。