あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

卒寿の先に―統合失調症の子らと生きる、母金澤艶子の出版祝う会を開きました。

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 92歳の母が88歳のころから書き溜めてきたものを本にして出版しました。女学校を卒業して18歳で嫁いだ製糸工場の盛衰、統合失調症を次々と発症した子らと悪戦苦闘しながら障がい者の通所施設を立ち上げてきたことなど、いつも前向きに生きてきた思いが詰まっています。あまりに大変なことばかりで、「大変」という言葉はしまってしまい、言わないことにしたといっています。ご近所の皆さんや障がい者の関係者や医療生協の皆さんやいつも色々とお世話になってきた共産党の方、親戚など、出席をしていただきました。母の記憶をたどって書き留めた戦後の保原町商店街マップや保原町蚕物商マップは貴重な記録になるかもしれないと思います。

 東京の孫も駆けつけてくれてふたりで曾ばあちゃんへ花束贈呈をしてくれたことが私もうれしかった日でした。

学校給食費の無料化をひろげましょう

 学校給食費の無料化が広がっています。2019年度から田村市白河市も実施、古殿町・平田村は拡充となり、県内で全額無料が12市町村、一部補助が19市町村で実施となりました。伊達郡では桑折町、川俣町が半額助成を実施しています。

 学校給食費は年額5~6万円と、保護者が学校に納めるお金の中で最も高額になっていて、無料化になれば、保護者の負担が大きく軽減されます。

 世界の先進国の学校給食は「慈恵」や「貧困対策」ではなく、「子どもの発達保障の観点から無償」「義務教育は無償」という憲法に保障された権利です。

 学校給食は子どもたちのエサではありません。学校給食は教育の一環であり、憲法の義務教育無償の原則に立てば、学校給食の無料化は国や自治体の責務です。

 福島県は「日本一子育てしやすい福島県」を掲げています。子どもの医療費助成事業のように、県が市町村を応援すれば県内すべての自治体で無料化が実現できます。そのお金は約80億円です。県の2019年度の予算1兆4603億円の0.5%です。

 子どもは宝です。学校給食費の無料化を広げましょう。

2月県議会閉会

 3月20日(水)福島県議会閉会、日本共産党神山県議が討論に立ち、評価できることと、県民の暮らし、復興の在り方の問題点を述べました。自民党西山県議、県民連合宮下県議が賛成討論を行いました。3人が登壇する議会は大変珍しく、選挙の年を意識した県議会との印象を持ちました。

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元川俣町町長古川道郎氏、叙勲受賞祝賀会

 3月17日(日)元川俣町町長古川道郎さんの叙勲受賞祝賀会が福島市グリーンパレスで行われました。入場の際に、古川さんが法政大学の箱根駅伝で最終ランナーを務めた時のラジオ放送が流されました。伊達郡内の首長さんらをはじめ、国会議員の皆さんや行政関係の方々など約400人の参加者でお祝いをしました。9人の孫さんたちと一緒の写真撮影は会場から「みごとだ」との感想が述べられていました。

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