あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

学校給食費の無料化をひろげましょう

 学校給食費の無料化が広がっています。2019年度から田村市白河市も実施、古殿町・平田村は拡充となり、県内で全額無料が12市町村、一部補助が19市町村で実施となりました。伊達郡では桑折町、川俣町が半額助成を実施しています。

 学校給食費は年額5~6万円と、保護者が学校に納めるお金の中で最も高額になっていて、無料化になれば、保護者の負担が大きく軽減されます。

 世界の先進国の学校給食は「慈恵」や「貧困対策」ではなく、「子どもの発達保障の観点から無償」「義務教育は無償」という憲法に保障された権利です。

 学校給食は子どもたちのエサではありません。学校給食は教育の一環であり、憲法の義務教育無償の原則に立てば、学校給食の無料化は国や自治体の責務です。

 福島県は「日本一子育てしやすい福島県」を掲げています。子どもの医療費助成事業のように、県が市町村を応援すれば県内すべての自治体で無料化が実現できます。そのお金は約80億円です。県の2019年度の予算1兆4603億円の0.5%です。

 子どもは宝です。学校給食費の無料化を広げましょう。