あべ裕美子のかけ歩き

日本共産党・あべ裕美子福島県議の活動報告です

高橋衆議院議員に同行、飯館、伊達市首長と懇談

 1月11日(水)はわたり病院で受信を伸ばしていた健康診断を受けました。胃カメラを飲むのはやはり苦しい。まだ慣れません。待合室で一緒だった二組のご夫婦は飯館村の方で、福島市の借り上げ住宅に住んでいる方と松川の雇用促進住宅に避難をされている方でした。「いつ帰れるのか、帰れないのではないか」「仕事を探さなければ」の声でした。午後一時半から飯野町の庁舎に間借りをしている飯館役場で高橋衆議院議員と合流して門間副村長との懇談に同席しました。避難が長期化して村民の健康が心配。避難で亡くなっている人もいる。具合が悪くならないほうがおかしいぐらい、長期の避難生活は大変。復興元年の今年の予算は今までとはまったく違う予算になると思う。心の温かい予算編成を考えて行きたい。千葉や北海道で農業をやっている人もいる。村外での仕事従事にできるだけ村で支援したい。県の移動式ホールボデイカウンターが来ていて大変助かっている。ずっと一台置いてほしいぐらい。数が少なすぎるもっと増やしてほしい。など現在の村の取り組み、思いを次々と語ってくれました。丁度予定外に菅野村長が原町へ行く途中に立ち寄り、懇談に加わりました。国が避難区域を3区域に再編しようとしているやり方は問題で理不尽なやり方だと批判の声が上がりました。飯館村が3つの区域に分かれてしまう。今回の原発事故による対応は人間の心をずたずたにしている。親子、夫婦などばらばらにされ、勤労意欲も削いでいる。現場の実態を国会議員の皆さんわかっていないのでは!除線は今最も重要。国も県も除染への認識甘い。予算があますぎる。スピードが問われる。と懇談の時間はあっという間に過ぎました。次の伊達市に移動して仁志田市長と懇談しました。内部被曝検査を3月までに7700人を目標に実施中。簡易型食品検査器は現在7台を3月までに20台にし、ゲルマニウム分析器も導入する計画。ホールボデイカウンターを国、県がもっと増やして体制をとってほしい。放射性汚染物の減量化のために大型の焼却炉が必要との意見を述べました。

Dsc_4402

Dsc_4368

Dsc_4377